千賀滉大 5回無失点で今季初勝利!2戦連続でマーリンズ戦 フォーク対策もシフトチェンジ カットボールで2併殺 チームも5連勝

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2025年04月08日 10:58  TBS NEWS DIG

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■MLB メッツ 2−0 マーリンズ(日本時間8日、シティ・フィールド)

メジャー3年目、メッツ・千賀滉大(32)が8日、本拠地でのマーリンズ戦に2度目の登板、5回、77球を投げて、被安打5、奪三振4、四死球2、失点0。2戦連続マーリンズ戦となり、フォークボール対策を練られたが、カットボールを上手く使い、2つの併殺打を奪うなど無失点の好投。今季初勝利を挙げた。

前回2日は敵地でのマーリンズ戦で、5回(77球)4失点(自責2)で黒星を喫した千賀、中5日で再びマーリンズへのリベンジ戦となった。本拠地初登板の千賀は大歓声を受けてマウンドへ。この日はH.センガー(28)と初めてバッテリーを組んだ。

1回、マーリンズ1番のX.エドワーズ(25)に前回同様、いきなりレフト前にヒット、さらに前回ホームランを打たれた2番・K.ストワーズ(27)には四球と、気温も低い中でもマウンドで制球に苦戦した。

1死一、三塁のピンチを招いたが4番・M.メルビス(26)の打席で1塁走者がスタート、これを千賀とコンビを組むセンガーが盗塁を阻止、ピンチを救った。それでもマーリンズ打線は前回苦戦したフォークボールに手を出してこなかった。

すると2回、千賀は速いボール中心の組み立てに。6番・G.コーナイン(27)、7番・D.マイヤーズ(29)を追い込むと、ストレートで2者連続三振を奪うなど無失点に抑えた。メッツは3回にJ.ソト(26)のタイムリーツーベースで千賀に先制点をプレゼント。

点をもらった4回、千賀は1死一、二塁のピンチを迎えたが7番・マイヤーズをカットボールでセカンドゴロ併殺打、この回からカットボール中心の攻めでピンチを切り抜けた。

1対0とリードした5回、千賀は先頭のG.ポーリー(24)にヒットを許したが、9番・N.フォルテス(28)をカットボールでショートゴロ併殺打。狙い通りのピッチングに千賀もマウンド上で笑顔を見せた。さらに相性の良くない1番・エドワーズに対しては、スイーパーとストレートの組み立てで追い込むと、8球目のスイーパーで空振り三振。千賀のフォークボール対策を練ってきたマーリンズに対し、違った投球術で抑え込んだ。

勝ち投手の権利を得た千賀は5回、77球を投げて、被安打5、奪三振4、四死球2、失点0。フォーク対策で奪三振は少なかったが、しっかりゲームを作り、中継ぎ陣にマウンドを託した。

メッツは8回にT.テイラー(31)が貴重な追加点となるタイムリーを放ち、2対0とリードを広げた。中継ぎ陣もD.ヤング(30)、J.ブート(27)と繋ぎ、最後はR.スタネック(33)が締めて完封リレー、千賀は今季初勝利、チームも5連勝となった。

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  • 見事な投球内容での今季初勝利でした。
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