
春になると山崎製パンのキャンペーン「春のパンまつり」で、「白いお皿」をもらうためにポイント集めに精を出す人も多いのでは。同キャンペーンは、今年でなんと45回目の開催です。その記念に1981年からプレゼントしてきたすべての「白いお皿」をならべて、「みなさんのお家にあるお皿が何年のお皿か確かめてみてください」と同社X(@yamazakipan_cp)に投稿しました。
1981年にプレゼントされた最初の白いお皿は、直径19センチの繊細なお花のようなリムが特徴的です。初年はポイントシールは食パンのみについていました。このお皿は社内に1枚しか残っていないとのこと。
それからスープ皿やサラダボール、ワンディッシュ皿、オーバルディッシュ、スクエアプレート、小鉢など、バリエーション豊富に用意してきました。フランス製という点はすべて共通です。
過去のお皿を見ると「見覚えのあるお皿ばかりでニヤニヤしながら一つ一つ見てしまいました。自分が小学生の頃の年代のお皿が枚数も増えていて成長してきた証を感じます」などと思い出もよみがえるようです。
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また、特に多かったのは昔のお皿が今も現役という声。
「毎年のように白いお皿を頂いているけど、白いディナー皿は毎朝のパン、白いグルメ皿はポトフ等で今も使用中です。本当に長持ちで有り難い!」
「おそらく1984年のサラダボウル、現役です」
「85年のディナー皿だ!まだまだ現役です( °Д° )」
ほかにも、気に入っているお皿を追加したいという思いでしょうか、「復刻して欲しい皿がいっぱい」などというコメントも多くありました。
山崎製パンの広報担当者さんに、「白いお皿」についてお話を聞きました。
――45年分の白いお皿は圧巻ですね。バリエーションが豊富ですが、同じものは作らないという決め事があるのですか?
同じ形のお皿を作らないという決め事はありません。 「白いお皿」は、時代ごとのトレンドやニーズを基にデザインを決定しています。毎年、形や大きさ、深さが異なる複数の「白いお皿」の候補の中から、消費者モニターの方々の意見もお聞きしながら決定しています。毎年、楽しみにして集めてくださるお客様がいらっしゃいますので、これからも喜ばれるデザインの「白いお皿」を提供していきます。
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――1981年にプレゼントが始まった当初から、毎年開催される予定だったのですか?
1981年に、主力の食パンを対象に「春の食パンまつり」と銘打ち、 「白いお皿」をプレゼントするキャンペーンを実施しました。このキャンペーンの評判がよかったため、翌1982年以降も 「白いお皿」をプレゼントするキャンペーンを継続して実施しています。なお、 「春のパンまつり」という名称は、1984年から使用しています。
――45年でどのくらいの枚数の白いお皿をプレゼントしたのでしょう。
昨年までの累計交換枚数は、約5億9000万枚になります。これからも、お客様の期待に応えることができるよう取り組んでまいります。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)
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