北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故から、きょうで3年となり、地元の斜里町で追悼式典が行われました。
午後1時から始まった追悼式典には、乗客の家族らが出席し、犠牲者に祈りを捧げました。
この事故は2022年4月23日、知床半島沖で観光船「KAZU 1（カズワン）」が沈没し、20人が死亡、6人が行方不明になったものです。
事故をめぐっては、運航会社社長の桂田精一被告が業務上過失致死の罪で去年10月に起訴され、また、乗客家族らが桂田被告らに損害賠償を求め提訴しています。
式典の前には町民や捜索に携わったボランティアが献花に訪れ、「あの日の記憶を風化させたくない」と話していました。
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