『のだめカンタービレ』世界初の朗読×オーケストラ公演7月上演 川澄綾子&関智一、オリジナル脚本で収録

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2025年04月24日 18:00  ORICON NEWS

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『のだめカンタービレ』Story Live Orchestraのキービジュアル (C)二ノ宮知子・講談社/『のだめカンタービレ』Story Live Orchestra製作委員会
 漫画『のだめカンタービレ』の朗読とオーケストラ公演を組み合わせた『のだめカンタービレ』Story Live Orchestraが、7月30日〜31日に東京オペラシティコンサートホールにて上演されることが決定した。本格的な朗読とオーケストラによる公演は世界初となる。

【写真】顔イケメン!『のだめ』演出の末原拓馬さん

 同公演は、クラシック音楽と人間ドラマを融合した人気漫画『のだめカンタービレ』の朗読×オーケストラ公演で、R☆Sオーケストラの結成からコンサート成功までの原作に沿った物語を軸として『ブラームス交響曲第1番ハ短調Op.68(全楽章)』でクライマックスを盛大に表現。

 テレビアニメで声を担当した川澄綾子(のだめ役)、関智一(千秋役)などオリジナルメンバーによる朗読をここでしか味わえないオリジナル脚本で収録し、原作のイラストとあわせて表現する。※朗読は事前に収録したものを使用。

 今回、指揮の岡本陸を筆頭に、『ピンポン・コンチェルト・コンサート』や『SHIN SERIES』など、既存の枠を超えた斬新なプログラムと高い演奏クオリティで注目を集め国内外で活躍する若手音楽家集団タクティカートオーケストラによって、原作を彷彿とさせるリアルな演奏を再現。

 さらに演出は劇団おぼんろ主宰で全ての作品の脚本・演出・出演を担い、近年は劇団だけでなく『club キャッテリア』『三國志演技〜孫呉〜』『クルム童話』など外部の舞台や朗読劇の脚本、演出など国内外で活動の幅を広げている末原拓馬が担当。音楽×物語×映像の融合をテーマに『のだめ』の世界に入り込んだ体験ができるコンサートになっている。チケットは4月25日より先行抽選申し込みがスタートする。

■演出:末原拓馬コメント
 まさか「のだめカンタービレ」を自分が!?と、最初は驚きました。でも、原作を読み返すうちに音楽と物語の呼吸がぴたりと重なる瞬間の美しさに心を動かされ、のだめと千秋と共にひとつの演奏会を創り上げられたらどんなにか素敵だろうかと思うようになりました。音楽家の両親に育てられながらなぜか演劇家になったという絶妙なグレ方をした自分にとって、なんだか運命的なものを感じてみているのも事実です。

 この公演のクライマックスは、『ブラームスの交響曲第1番』。みなさまはR☆Sオーケストラのコンサート会場にいらした観客たちとして、この壮大なる楽曲をお楽しみいただきます。ベートーヴェンやチャイコフスキーほど聞き馴染みのある旋律ではないかもしれません。我々は、コンサートの準備を進めるR☆Sオーケストラの様子を眺めながら、千秋とのだめに誘われ、この曲について知り、ブラームスの人生を追体験していきます。ブラームスはこの楽曲を作るのになんと驚くべきことに20年もの歳月を費やしています。その間の彼の葛藤、苦悩と執念、決断について僕らは目一杯想像しながらこの公演に挑んでいます。

 両親の愛を存分に受けることのできない家庭に生まれ、愛への渇望が音楽となったブラームス。彼は師であるシューマンの妻クララに恋心を抱き彼女を思い続けながらも生涯結ばれることはなく、最後は孤独の人としてその一生を終えました。その孤高の才能が遺した音楽、生き様、は、必ずや我々や、のだめ、千秋に何かを与えてくれるのだと思っています。どうかこの公演が、あなたにとって大切なものとなりますように。

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