プーマ、25年第1四半期は純利益99.5%減 全世界で約500人の人員削減へ

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2025年05月09日 10:51  Fashionsnap.com

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 プーマ(PUMA)が、2025年第1四半期の決算を発表した。売上高は20億7600万ユーロ(約3320億円)で前年同期比1.3%減と微減だったものの、利益面に大幅な減少が見られ、EBIT(営業利益)は5770万ユーロ(約94億円)で同63.7%減、純利益は50万ユーロ(約8000万円)と、前年同期の8730万ユーロ(約140億円)から同99.5%減と、大幅に落ち込んだ。

 地域別では、EMEA(欧州・中東・アフリカ)地域が前年同期比5.1%増と好調だった一方、アジア太平洋地域は同4.7%減、南北アメリカ地域は同2.7%減と苦戦した。製品カテゴリー別では、フットウェアが同2.4%増と唯一プラス成長を記録。アパレルが同1.5%減、アクセサリーが同5.7%減となった。報告では、利益減の主な要因として粗利益率の低下と営業費用の増加を挙げている。同社のマルクス・ノイブランド(Markus Neubrand)CFOは「第1四半期は、粗利益率の低下や営業費用の増加といった課題に直面しました」とコメント。2025年第2四半期末までに全世界で約500人の人員削減を実行するとしている。
※前年比実績は為替変動などの影響を除く※1ユーロ=163円
■プーマ 2025年第1四半期連結業績売上高:20億7600万ユーロ(前年同期比1.3%減)EBIT(営業利益):5770万ユーロ(同63.7%減)

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