吉野家HD、ラーメンを“第3の柱”に 2029年度までに400億円目指す

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2025年05月19日 17:31  ITmedia ビジネスオンライン

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吉野家依存型のビジネスモデルからの脱却を目指す

 吉野家ホールディングス(東京都中央区)は5月19日、2025〜29年度のグループ中期経営計画を発表した。2029年度の売上高は3000億円を目標とし、そのうちラーメン事業の売上高は400億円を目指す。


【画像】セグメント別売上比率をグラフで見る


 中期経営計画のテーマは「『変身』と『成長』」。牛丼チェーン「吉野家」の売上高への依存から脱却を目指す。「はなまるうどん」に続く“第3の柱”として、M&Aを含めた積極的な投資によりラーメン事業のシェアを拡大していく方針だ。


 各セグメント別の売上高の目標は、「吉野家」は2024年度実績1378億円から2029年度に1880億円。同時期で、「はなまるうどん」は309億円から480億円、「海外事業」は278億円から310億円、「ラーメン事業」は80億円から400億円を目指す。売上高比率において、ラーメン事業を2024年度の4%から、2029年度は13%に拡大させることを目指す。


 同社取締役アジア統括本部長で、次期社長の成瀬哲也氏は「ラーメン提供数を世界No.1」にすることを宣言。今までに蓄積したノウハウを海外戦略に生かすとしている。



このニュースに関するつぶやき

  • 近くに、吉牛資本の唐揚げやがあるが、なんか方向性に疑問を感じるのよな
    • イイネ!6
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