39年連続JRA重賞勝利を達成した武豊騎手(24年8月、撮影:高橋正和) デビュー39年目の武豊騎手が1日、東京競馬場で行われた目黒記念(4歳上・GII・芝2500m)にアドマイヤテラ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)とのコンビで臨み1着となり、39年連続のJRA重賞制覇を達成した。
同騎手は1969年3月15日生まれの56歳で、JRA通算は4,579勝。そのうちGI・83勝を含むJRA重賞364勝を挙げている。87年にデビューすると、同年10月の京都大賞典でトウカイローマンに騎乗し重賞初制覇。ルーキーイヤーには他にレオテンザンで京都新聞杯、シヨノリーガルで阪神牝馬特別を勝利した。
重賞勝利数が最多だったのは2005年で、ディープインパクトで無敗の三冠を達成するなど計23勝。昨年はドウデュースとのコンビで天皇賞(秋)とジャパンCを制するなど活躍し、今年は目黒記念で重賞初制覇となった。