
MLB機構は3日(日本時間)に5月の月間MVPを発表し、ナ・リーグはドジャースの大谷翔平(30)が2024年9月以来、日本人選手最多を更新する6度目の獲得となった。5月は打率.309、15本塁打、27打点、31得点、OPS(長打率+出塁率)1.180。
5月4日に今季8号を放つと、7日に9号をマークすると「例年この時期に一番良い状態になるということがあまりない」と話したが、8日には2試合連続の10号、「ホームランになるようなスイングはしますけど、どこまで飛んでも一緒なので。いいバッティングができれば、必然的にギリギリでもホームランになってくれる角度でのボールっていうのは増えるのかな」と口にしていた。
10日のダイヤモンドバックス戦では11対11で迎えた9回に決勝の12号、「率直にうれしかったですし、本当にホームランになるなって感じだったので確信を持ってそう言える打球でした」と笑顔を見せた。
15日から6試合で5本塁打と量産態勢に入ると、26日からも5試合で5本塁打。5月は自己新記録となる15本塁打を放った。月間15本塁打は1953年8月のデューク・スナイダー、1985年6月のペドロ・ゲレーロの球団最多記録に並んだ。
本塁打だけでなく、出塁するとホームに生還する確率も高く、5月は31得点で本塁打・得点とリーグトップとなった。
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ナ・リーグでは大谷は2024年9月以来、日本人最多を更新する6度目の月間MVPを獲得した。ア・リーグはヤンキースのA.ジャッジ(33)が打率.364、11本塁打、18打点、OPS1.251をマーク。2か月連続での受賞となった。