鉄鋼関税で報復示唆=対米交渉「進展次第」で―カナダ

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2025年06月20日 16:02  時事通信社

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時事通信社

記者会見に臨むカナダのカーニー首相=17日、同国西部カナナスキス(EPA時事)
 【ワシントン時事】カナダ政府は19日、米国との貿易交渉が進展しない場合、7月21日に鉄鋼・アルミニウムについて新たな報復関税を課す可能性を示唆した。両国首脳は30日以内に貿易交渉で合意を目指すことを確認している。米国の鉄鋼輸入先はカナダが首位。経済への打撃を考慮し、米側の譲歩を引き出したい考えだ。

 米国は今月、鉄鋼・アルミへの追加関税を2倍となる50%に引き上げた。これに対し、カナダは「交渉の余地を残す」(カーニー首相)として、報復措置の導入には踏み切っていなかった。 

このニュースに関するつぶやき

  • アメリカは友好的な隣国だったカナダに、無理やりトランプ関税を仕掛けました。アメリカではなく、EUなど他の信頼できる輸出先を求めるのは当然です。アメリカは国際社会に無捨てられつつあります。
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