残留を決めたサンプドリアのアルベリゴ・エヴァーニ監督 [写真]=Getty Images セリエB(イタリア2部)残留プレーオフのセカンドレグが行われ、サレルニターナとサンプドリアが対戦した。
15日に行われたファーストレグでは、サンプドリアがホームで2−0というスコアで勝利し、アドバンテージを手にした。サレルニターナのホームで行われたセカンドレグは、38分にサンプドリアが先制すると、49分にも加点して2点をリード。
しかし、サンプドリアが2点目を記録した直後から、サレルニターナのウルトラスが座席や爆竹などをピッチに投げ込む事態が発生。試合は何度か中断され、65分には両チームの選手たちが一旦ドレッシングルームに退くことになった。その後、審判が試合再開を試みた際にも再び物が投げ込まれ、審判は試合を中止するという判断を下した。
なお、試合が中止された時点でサンプドリアは合計スコア4−0とリードしていた。イタリアメディア『スカイスポーツ』によると、このセカンドレグは没収試合になったとのこと。そのため、サンプドリアのセリエB残留が確定し、サレルニターナのセリエC(イタリア3部)降格が決まった。
なお、このセリエB残留プレーオフは、16位フロジノーネと17位サレルニターナによって行われる予定だった。しかし、15位のブレシアに給与未払い問題が発覚し、勝ち点「4」がはく奪された。これによってブレシアは18位に沈み、サンプドリアが17位に浮上。16位サレルニターナと17位サンプドリアによってセリエB残留プレーオフが行われていた。
【ハイライト】サレルニターナvsサンプドリア