『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(C)2017 Nintendo2025年は『Summer Pockets』や『#コンパス2.0 戦闘摂理解析システム』、『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』など、ゲームを原作としたアニメが数多く制作されています。
これまでも、ロールプレイングやアクション、アドベンチャー、シミュレーションなど、さまざまなジャンルのゲームが映像化されてきました。お気に入りのゲームがアニメ化される日を心待ちにしている人も多いのではないでしょうか。
そこでアニメ!アニメ!では、2024年下半期に引き続き「アニメ化してほしいゲームは?(2025年上半期)」と題した読者アンケートを実施します。
まだアニメ化されていない・アニメ化が決定していない作品を対象とし、アプリゲーム部門とコンシューマーゲーム(家庭用ゲーム)部門の2部門に分けました。
6月6日から6月15日までのアンケート期間中に823人から回答を得ました。男女比は男性約35パーセント、女性約65パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約40パーセント、20代が約35パーセントと若年層が中心でした。本記事ではコンシューマーゲーム部門の結果を発表します。
■インディーゲームから超大作まで 話題作がランクイン!
第1位
1位は『UNDERTALE』。支持率は約7パーセントでした。
『Undertale』は、2015年に発売されたインディーゲームです。後に家庭用ゲーム機へ移植され、多くのユーザーを獲得しました。主人公はモンスターが暮らす地底に迷い込んだニンゲンの子で、敵を倒さなくても先に進むことができる独自のシステムが特徴となっています。
読者からは「プレイヤーの選択がダイレクトに反映されるストーリーや、過去の名作ゲームへのオマージュが込められたBGM、モンスターたちとの軽快なセリフの応酬など、細やかな演出に感動した」や「ゲームで初めて涙しました。パラレルストーリーを描いた『DELTARUNE』のChapters1-4も発売されたばかりで、ファンとして話題は尽きません」といったコメントが寄せられました。複数の結末が用意されているため、アニメ化にあたってどのような構成になるのかが気になるというファンも多かったです。
第2位
2位は『ゼルダの伝説』。支持率は約4パーセントでした。
『ゼルダの伝説』は1986年に発売されたアクションゲームで、2027年5月には実写映画の公開が予定されているなど、高い知名度を誇る大ヒット作です。
「冒険&謎解きの要素がぎっしり詰まっていて、剣、弓、ブーメラン、爆弾、魔法などを駆使したバトルも迫力満点。アニメになれば、壮大なスケールで描けると思う」や「美しいファンタジー世界とアニメの相性はぴったり。リンクが大きなスクリーンを駆け抜ける姿を見たいファンは多いはずです」と、アニメ版も望む読者が多数。「『ブレス オブ ザ ワイルド』や『ティアーズ オブ ザ キングダム』に出てきた、過去の記憶のムービーをもっと掘り下げてほしい!」や「『ムジュラの仮面』のおどろおどろしい雰囲気が大好き。神秘的でちょっとホラーな世界をアニメで体感したい」と、特定のシリーズを推すコメントもありました。
第3位
3位は『スプラトゥーン』。2位とはわずか数票差でした。
『スプラトゥーン』は、ヒトに変身できるイカのような生物・インクリングが、インクを使ってナワバリを奪い合うアクションシューティングゲームです。
2015年に第1作が発売された人気シリーズは「『スプラトゥーン』の最大の特徴であるインクの塗り合いは、アニメにしたらエフェクトモリモリで、めちゃくちゃ楽しい映像に仕上がりそう」や「イカちゃんやタコちゃんがとにかく可愛い! みんなの日常をゆるく描いたクスッと笑えるコメディでぜひ!」、「月刊コロコロコミックで連載中のマンガ版が大好きなので、それをベースにTVアニメ化してほしい」と、さまざまな方向性での映像化が求められています。アンケート期間中にシリーズ初のスピンオフ『スプラトゥーン レイダース』の制作が発表されるなど、勢いのあるタイトルが上位に入りました。
■そのほかのコメントをご紹介!
『都市伝説解体センター』には「怪異! 異界! 事件! そうした要素が絶妙に組み合わされたミステリーアドベンチャー。SNSに潜む社会問題にも踏み込んだストーリーも見応えありました」。
『ファイアーエムブレム』には「多くのシリーズがありますが『風花雪月』がイチオシ。士官学校での穏やかな日々と、戦争での対立が鮮烈に描かれていて、かつての仲間が敵になる展開には心をえぐられました。人間の儚い関係性と、それでも残る絆が胸に迫ります」。
『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』には「『ダンガンロンパ』シリーズのクリエイターが手がけた最新作。エンディングが100通りもあるゲームがもしアニメ化されたら、これまでにない挑戦になりそう。オリジナル展開にも期待大!」。
『あつまれ どうぶつの森』には「2006年に劇場版が公開されましたが、その後もシリーズは進化して新キャラも増えてきたので、最新作でも映像化を! 優しい世界観は、たくさんの人を癒やしてくれると思う」と、さまざまなタイプのタイトルに投票がありました。
今回のアンケートではアクション、RPG、アドベンチャーなどがランクイン。上位は任天堂のタイトルが目立ち、Nintendo Switch 2の発売もあって、盛り上がりを象徴するような結果となりました。
■ランキングトップ10
[アニメ化してほしいゲームは?【家庭用編】 2025年上半期版]
1位 『UNDERTALE』
2位 『ゼルダの伝説』
3位 『スプラトゥーン』
4位 『ゼノブレイド』
5位 『ファイアーエムブレム』
6位 『あつまれ どうぶつの森』
7位 『キングダム ハーツ』
7位 『都市伝説解体センター』
9位 『大乱闘スマッシュブラザーズ』
9位 『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』
(回答期間:2025年6月6日〜6月15日)
■ランキングトップ20
[アニメ化してほしいゲームは?【家庭用編】 2025年上半期版]
1位 『UNDERTALE』
2位 『ゼルダの伝説』
3位 『スプラトゥーン』
4位 『ゼノブレイド』
5位 『ファイアーエムブレム』
6位 『あつまれ どうぶつの森』
7位 『キングダム ハーツ』
7位 『都市伝説解体センター』
9位 『大乱闘スマッシュブラザーズ』
9位 『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』
11位 『シャイニー・シスターズ』
11位 『龍が如く』
13位 『Minecraft』
13位 『飢えた子羊』
13位 『幻想水滸伝』
13位 『サモンナイト』
13位 『メタファー:リファンタジオ』
13位 『ルーンファクトリー -新牧場物語-』
19位 『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』
19位 『OMORI』
19位 『スーパーマリオカート』
19位 『フォートナイト』
19位 『ぷよぷよ』
(回答期間:2025年6月6日〜6月15日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。