限定公開( 6 )
甲子園に、ジェット風船が帰ってくる! 阪神球団と阪神甲子園球場は3日、26年シーズンから7季ぶりに7回裏攻撃前の演出「ラッキーセブンのジェット風船」を再開すると発表した。新型コロナウイルス禍で20年から中止していた。3月9日のオープン戦で再開に向けた実証実験で行い、アンケートなども実施して慎重に検討を進めていた。京セラドーム大阪、2軍のSGLでは禁止だが、本拠地・甲子園で名物応援を再開する。
球団事業本部営業部の阪本三千男次長が甲子園で、再開に至った経緯を説明。3月の実証実験で「確認したかったのはちゃんとポンプ式で膨らんで飛ぶのか、あとはゴミの始末をどうできるのかを見たかった。あとはアンケートとかでご意見を募ったときに、たくさん賛成のご意見もいただいた」と語った。
チームも「甲子園名物」の復活を喜んだ。藤川監督は「お客さまに喜んでいただけるコンテンツ。よかったですね」と歓迎。佐藤輝は「楽しみが増えるっていうことはいいことだと思う。来年から1つの楽しみにしてもらえればいいんじゃないかなと思います」と語り、森下も「一体感がありますし、すごくいい風習だと思います」とファンの心情をくんだ。
3月に使用した専用のポンプ式ジェット風船を採用し、飛沫(ひまつ)対策を徹底する。球場内には、新たに専用の回収ボックスを設置。使用済みジェット風船の回収と再資源化に取り組むなど、環境面に配慮する。オープン戦の再開時期は検討中だが、公式戦は来季の甲子園での主催試合の第1戦から再開。懐かしい風景がよみがえる。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。