【阪神】26年シーズンから「ジェット風船」再開 コロナ禍で中止、待ち望んだ声も後押し

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2025年07月03日 17:01  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

ジェット風船を飛ばす阪神ファン(2019年9月21日撮影)

甲子園に、ジェット風船が帰ってくる! 阪神球団と阪神甲子園球場は3日、26年シーズンから7季ぶりに7回裏攻撃前の演出「ラッキーセブンのジェット風船」を再開すると発表した。新型コロナウイルス禍で20年から中止していた。3月9日のオープン戦で再開に向けた実証実験で行い、アンケートなども実施して慎重に検討を進めていた。京セラドーム大阪、2軍のSGLでは禁止だが、本拠地・甲子園で名物応援を再開する。


球団事業本部営業部の阪本三千男次長が甲子園で、再開に至った経緯を説明。3月の実証実験で「確認したかったのはちゃんとポンプ式で膨らんで飛ぶのか、あとはゴミの始末をどうできるのかを見たかった。あとはアンケートとかでご意見を募ったときに、たくさん賛成のご意見もいただいた」と語った。


チームも「甲子園名物」の復活を喜んだ。藤川監督は「お客さまに喜んでいただけるコンテンツ。よかったですね」と歓迎。佐藤輝は「楽しみが増えるっていうことはいいことだと思う。来年から1つの楽しみにしてもらえればいいんじゃないかなと思います」と語り、森下も「一体感がありますし、すごくいい風習だと思います」とファンの心情をくんだ。


3月に使用した専用のポンプ式ジェット風船を採用し、飛沫(ひまつ)対策を徹底する。球場内には、新たに専用の回収ボックスを設置。使用済みジェット風船の回収と再資源化に取り組むなど、環境面に配慮する。オープン戦の再開時期は検討中だが、公式戦は来季の甲子園での主催試合の第1戦から再開。懐かしい風景がよみがえる。

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  • おそらくポンプで空気を注入するカタチとなりそうだけど、甲子園を舞う黄色いジェット風船がまた見られるのは朗報といえるのかも…。
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