ヒグマ(資料写真) 北海道は19日、福島町で18日に駆除されたクマのDNA型鑑定を行った結果、同町三岳で新聞配達員の男性を襲い死亡させたヒグマと特定したと発表した。2021年7月に同町白符で高齢女性を襲って死亡させた個体だったことも判明したという。道は町に出していたヒグマ警報を解除した。
男性は12日未明に襲われ、草やぶの中で倒れているところを発見されたが、その場で死亡が確認された。
地元猟友会のハンターが18日未明、現場付近でヒグマ1頭を駆除し、北海道立総合研究機構が体毛を分析した結果、男性の衣類に付着していた体毛とDNA型が一致したという。