3連休は夏空広がり厳しい暑さ 山や川などのレジャーでは熱中症と天気急変に注意

15

2025年07月19日 16:08  日本気象協会

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日本気象協会

写真

今日19日からの3連休は夏空が広がり、全国的に厳しい暑さとなる見込みで、気温の上がる午後はにわか雨や雷雨の可能性があります。特に明日20日と明後日21日は、関東甲信や東海などを中心に雷の発生する確率が高くなっています。山や川など屋外のレジャーを楽しむ際は、天気の急変や熱中症に注意が必要です。

今日19日 本州のにわか雨は山沿い中心

画像A

昨日18日の関東甲信、北陸、東北南部に続いて、今日19日は東北北部で梅雨明けの発表があり、これで全ての地域で梅雨明けとなりました。(※北海道は元々梅雨入り・梅雨明けの発表がない)日本付近には太平洋高気圧が勢力を広げ、今日は北海道を除いて強い日差しの照り付けている所が多くなっています。

今日19日の夕方以降も、本州では晴れる所が多いですが、山沿いではにわか雨や雷雨の可能性があるため注意が必要です。四国や九州は、高気圧周辺の湿った空気が流れ込むため雲が広がりやすく、所々で雨が降るでしょう。北海道は、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で曇りや雨で、雷を伴い激しい雨の降る所がある見込みです。明日20日昼前にかけて大雨による土砂災害や河川の増水に十分注意してください。

明日20日〜21日 屋外のレジャーでは天気急変に注意

画像B

明日20日と21日(月・祝)も、本州は太平洋高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう。ただ、気温の上がる午後は大気の状態が不安定となる見込みで、関東甲信や東海、東北南部などを中心に雷の発生する確率が高くなっています。局地的にバケツをひっくり返したような激しい雨の降る所もあるでしょう。山や川など屋外のレジャーにお出かけする方は、天気の急変に注意が必要です。

四国や九州では、明日20日は晴れる所もありますが、湿った空気の流れ込みやすい太平洋側ほど雲が多く、所々で雨となる見込みです。雷を伴う恐れもあるため、発達した雲が近づく兆しがみられたら、安全な場所に移動してください。21日(月・祝)は広く晴れますが、山沿いを中心ににわか雨があるでしょう。

北海道では、明日20日は朝まで広く雨。日中もにわか雨や雷雨になる所がある見込みです。21日(月・祝)は、所々で雨が降るものの、太平洋側を中心に晴れ間が広がるでしょう。

連休中は熱中症対策を万全に

画像C

明日20日と21日(月・祝)は、今日19日より気温の上がる所が多くなるでしょう。全国的にさらに厳しい暑さとなり、関東の内陸部や北陸、九州の内陸部などを中心に最高気温35℃以上の猛暑日となる所が増える見込みです。より一層の熱中症予防を心がけ、熱中症のリスクが高いお年寄りや小さな子供には、こまめに休憩をとって水分補給をするよう周りの人が声をかけてあげるようにしてください。

上流のゲリラ豪雨を知るポイント

画像D

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)によって、危険な状態になるのは、自分のいる所に雨雲がかかる場合だけではありません。川の上流でゲリラ豪雨が発生すると、雨が降っていない下流でも、被害が発生する恐れがあります。

上流のゲリラ豪雨を知るポイントは3つ。1つめは、川の水かさが急に増えること、2つめは、川の水が濁ること、3つめは、木の枝などが流されてくることです。また、サイレンはダムを放流する合図なので、川のそばにいて、サイレンを聞いた場合も、必ず川から離れてください。

このニュースに関するつぶやき

  • ……暑すぎ。冬は未だか…… _(xx_)dote...ゞ(-_-;;)oioi
    • イイネ!2
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(7件)

ニュース設定