
■MLB ドジャースーブルワーズ(日本時間20日、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(31)が本拠地でブルワーズ戦に“1番・DH”で出場し、3回の第2打席に4試合ぶり、後半戦初アーチとなる33号ホームランを放った。この日、31本で2位タイのE.スアレス(34、ダイヤモンドバックス)が2打席連続弾を放ち、33号と大谷を逆転したが、すぐに追いついた。
大谷は前日19日、後半戦最初の試合は4打数ノーヒットに終わり、チームもブルワーズに4連敗。この日、ブルワーズの先発は今季11勝を挙げて3年連続2ケタ勝利のF.ペラルタ(29)、昨季初対戦し、3打数1安打1本塁打。前回8日の対戦では3打数1安打だった。
チームに勢いをつけたい1回の第1打席はカーブに空振り三振、そして、3回の第2打席、甘く入ってきたボールを逃さずに強振すると、打球は綺麗な放物線を描いてスタンドへ一直線。打球速度は183.3キロ、飛距離は136.5m、角度は28度と完璧な一打。4試合ぶりの33号ホームラン、後半戦初、本拠地では13試合ぶりのアーチとなった。
この日、K.シュワーバー(32)はエンゼルス戦で2試合連続となる32号で大谷に並び、トップタイとなったが、31本塁打で2位タイだったスアレスがカージナルス戦で1回に32号を放つと、3回にも2打席連続の33号を放ち、大谷、シュワーバーを逆転しリーグトップに立った。後半戦に入り白熱するリーグ本塁打王争いは大谷もすぐに打ち返し、33号ですぐに追いついた。
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今季チーム99試合目で33号の大谷はシーズン54本ペース。54本塁打を放った昨季は110試合目で33号をマーク、昨季より11試合早いが、本塁打のペースは同じになった。