歌手きゃりーぱみゅぱみゅ(32)が20日、千葉・幕張メッセで行われた所属芸能事務所アソビシステムの18周年記念イベント「ASOBI EXPO」に出演した。
昨年10月の第1子出産後、初ステージで、18日リリースの新曲「KURU KURU HARAJUKU」のほか、最後は同事務所の新しい学校のリーダーズ、FRUITS ZIPPERら出演者全員も登場して「PONPONPON」を披露して約1万2000人の観客を沸かせた。
ピンクを基調とした衣装に身を包んだきゃりーが大トリで登場すると、会場は大歓声に包まれた。ライブは昨年5月の「ごぶごぶフェスティバル」以来、出産も経ての復帰で「きゃりーぱみゅぱみゅです。ただいま〜!」とあいさつ。ステージは「ファッションモンスター」でスタートさせると、「キミに100パーセント」「CANDY CANDY」と人気曲で盛り上げ、新曲「KURU KURU HARAJUKU」を披露。「今まではポップな楽曲が多かったと思いますが、今回のが曲はエッジがきいていて、きゃりーの第2ステージの幕開けのような楽曲です」と語っていた新テイストの1曲をファンに届けた。
この日はアソビシステムのアーティストが勢ぞろいした記念イベント。「事務所のみんなが出る夢のフェスで復帰ができて本当に感慨深いことです」と喜び「赤ちゃんを生みまして、まだ1歳にもなってないんですけど、そんな中で復帰できたことをうれしく思います」と笑顔をみせた。
6曲を披露後、「この後も残っていたらいいことあるよ」と言い残していったん降壇。アンコールのコールが響く中、再び登場し「今日はスペシャルバージョンでお届けしますので、みんなで踊りましょう!」と呼びかけ「PONPONPON」をパフォーマンス。途中からこの日のステージを飾った同僚アーティストらも登場し、大団円を迎えた。
|
|
ステージでは10月25日にLINE CUBE SHIBUYAで単独公演を開催すること、そして来年の「ASOBI EXPO」開催決定もサプライズ発表した。きゃりー自身はこの夏はフェス出演なども多く控えており、本格的に“第二章”が始まる。
MCでは高校卒業時から所属する事務所への愛も語り「社長は当時からアーティストファーストでした。『将来結婚したり子どもが生まれたりしても活動を続けてほしい』とも言われていて、その時は『はいはい』と言った感じだったのですが、今、それがかなって幸せいっぱいです」と笑顔をみせた。
そして「最後に社長のコメントとか聞きたくないですか?」と語り、会場一体となって「社長」コールが起きると中川悠介社長がステージに登場。中川社長は「本当にありがとうございました。会社をつくって18年で一番の素晴らしい景色を見られています。日々、いろんなことがあるんですけど、ここにいない人も、アーティストもスタッフもみんなとても頑張っているので、応援よろしくお願いします。また来年も待っています」とあいさつし、拍手に包まれた。
最後は再びきゃりーがマイクを握り「また来年のASOBI EXPOでもお会いしましょう!バイバイ!」と呼びかけ、約7時間に及んだ公演を締めた。
イベントにはCANDY TUNE、SWEET STEADY、CUTIE STREET、Klang Ruler、近藤夏子、かわにしなつき、balaらも出演した。【松尾幸之介】
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。