ガンダム公式、参院選のコスプレ選挙活動に苦言　「認可したものではない」

　バンダイナムコフィルムワークス（サンライズ）が運営するガンダム公式ポータルサイト「ガンダムインフォ」は7月22日、参議院議員選挙の選挙活動中にガンダム関連を思わせるコスプレで選挙活動をした候補者がいたと苦言を呈した。「バンダイナムコフィルムワークスが認可したものではなく、弊社が特定の候補者を支持することはない」としている。

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　投稿によると、7月20日に投開票が行われた第27回参議院議員選挙の選挙活動中に「ガンダムシリーズのキャラクターをイメージあるいは強く想起させるコスプレ風衣装や、シチュエーションによる動画・SNS投稿等を用いた選挙活動を行っている候補者」がいたという。

　今回の参議院選挙では、声優の岡本麻弥さんがインボイス制度の撤廃などを掲げ、れいわ新撰組から全国比例区に出馬。その際、東京・お台場の「ダイバーシティ東京プラザ」に立つ実物大ユニコーンガンダムを背景に、同党の山本太郎代表が「機動戦士Zガンダム」に登場するクワトロ・バジーナを思わせる衣装を身に着け、岡本さんを紹介する動画をXに投稿した。

　岡本さんは1985年にOVA「メガゾーン23」で声優デビュー。同年、テレビで放送された機動戦士Zガンダムではエマ・シーン役を演じた。なお、選挙後には支援者らに対し「残念な結果に終わりました」と報告している。