夏といえば、思わず鳥肌が立つホラー系のコンテンツが増える季節。2025年夏は全国各地で、ゾクッとする展覧会やイベントが行われています。
今回は、その中からホラー好きさんにぜひ行ってみてほしい展覧会を、厳選して5つご紹介。暑さが年々厳しくなる夏は、ひと味違う展覧会でひんやり体験してみませんか？
��1999展 ー存在しないあの日の記憶ー／東京・六本木東京・六本木の六本木ミュージアムで開催されている「1999展 ー存在しないあの日の記憶ー」。7月11日（金）からスタートし、開始早々SNSで話題を呼んでいる展覧会です。
＠k_juri_08 / TikTok
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フランスの予言者・ノストラダムスは「1999年7の月、空から恐怖の大王が降りてくる」と、人類が滅亡することを示唆した発言をしました。
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もし予言通りに世界が終わっていたら…“終末の少女”の導きによって「世界の終わり」を辿るというコンテンツ。 1999年前夜の不安と期待が交錯する、独特な空気感を再現した没入型展覧会です。
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怖さ、不気味さ、不安など、いろいろな恐怖感情を持ちながらも、終末の世界はどこか美しさを感じてしまう…そんな不思議な体験ができるのだとか。
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会場には「終末喫茶 1999」という喫茶店も開店していて、1999年を思わせるサブカルチャー風の喫茶メニューや、1999展の世界観が味わえるスペシャルドリンクなどが味わえるといいます。
展覧会の思い出になるグッズも豊富に揃っているから、グッズコーナーにもぜひ立ち寄ってみてくださいね。
1999展 ー存在しないあの日の記憶ー
場所：六本木ミュージアム（東京都港区六本木5-6−20）
期間：2025年7月11日（金）〜9月27日（土）
開館時間：10:00〜18:00 / 金・土・日・祝と8月8日（金）〜17日（日）は10:00〜20:00（入館は閉館の30分前まで）
休館日：なし
料金：一般 2500円、学生（中高大） 2000円、小学生 1300円 ※未就学児入場無料
「終末喫茶 1999」
場所：六本木ミュージアム内 カフェスペース
期間：2025年7月11日（金）〜9月27日（土）
営業時間：11:00〜19:00（L.O.18:00） / 金・土と8月8日（金）〜17日（日）は11:00〜21:00（L.O.20:00）
公式サイト
https://drawings2025.jp
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昨年夏に東京で実施され、話題を呼んだ「行方不明展」。同展覧会を手がけた、気鋭のホラー作家・梨さんと、株式会社闇、テレビ東京プロデューサー・大森時生さんが再び集結し、新たな展覧会「恐怖心展」が、東京・渋谷の渋谷BEAMにて7月18日（金）より開催されています。
人が感じるさまざまなモノ・コトに対する、“恐怖心”がテーマ。
一見恐怖の対象じゃなくても、「集合体」や「先端」など、人によっては怖いと感じることもあるものについて、エピソードとともに作品が展示されています。
“恐怖心”に対して、真剣に向き合う、ある意味貴重な機会になるかもしれません。ひとりで行って、自分がなにに恐怖を感じるのかじっくり嚙みしめるのも良し、お友達やパートナーとお互いが恐怖を感じる対象について語るのも良し。
ぜひ自分の中にある“恐怖心”について、じっくり探究してみてください。
会場を出るとグッズコーナーもあり、中でも1回100円で回せるガチャガチャは必見。なんと展示物が1つ入っているんです。
ぐちゃぐちゃに丸められた展示物が、ちょっと不気味…。
渋谷へ遊びに行った際は、ゾクッとする体験も一緒にしてみませんか？
恐怖心展
場所：渋谷BEAM 4F BEAMギャラリー（東京都渋谷区宇田川町31-2）
期間：2025年7月18日（金）〜8月31日（日）
開館時間：11:00〜20:00（入館は19:30まで）
休館日：なし
料金：一般 2300円 ※事前購入のみ
公式サイト
https://kyoufushin.com/
大阪では、東京と名古屋で話題を呼んだ『行方不明展』が、7月25日（金）から開催中です。
あらゆる「行方不明」をテーマにした展覧会で、会場には「行方不明」に関するさまざまな“架空の痕跡”が展示されています。
貼り紙、遺留品、都市伝説など、行方不明にまつわる物品や情報が並べられていて、怖さ不気味さもありながら、好奇心がそそられる…。
五感を通して作品をみることで、新たな着眼点に気づかされて、ゾワッとすることもあるそうです。
作品の横にある説明を読み、考察しながら鑑賞して意味がわかると、怖さが倍増するかもしれません。
ホラーが好きな方はもちろん、映画や本の考察をするのが好きな人にも、ぜひ行ってみてほしい内容になっていますよ。
※写真は過去開催時の様子
行方不明展
場所：谷口悦第2ビル1階（大阪市中央区久太郎町3-5-26）
期間：2025年7月25日（金）〜9月28日（日）
開館時間：10:00〜19:00（入館は18:30まで）
休館日：なし
料金：大人 2200円、小中高生 1600円 ※土日祝休日、8月12日（火）〜15日（金）は日時指定券
公式サイト
https://www.tv-osaka.co.jp/event/yukuefumei/
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大阪・心斎橋PARCOでは、7月18日（金）より「モののケ ART CIRCUS」が行われています。
怪異×アートの祭典で、独特な世界観が広がる展覧会。総勢100人以上の作家さんによる、モノノケ作品、呪物、メディアアートなど、目を引く作品が多数集結しているそうです。
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特殊メイクを軸に、グラフィック、アートディレクションなど、独自の世界観を追求した作品を手がける快歩（KAIHO）さんや、妖怪にまつわるさまざまな作品を制作している河野隼也さんなど、有名アーティストたちの奇妙で不気味な作品が一同に会する貴重な機会。
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特に、志茂浩和さんが手がける、SNS上で話題を呼んだ『弁天様』は必見。リアルすぎる映像インスタレーション作品は、吸い込まれるように見入ってしまうかもしれません。
オリジナルグッズは、ちょっと怖いけれどポップでかわいい？ステッカーやクリアファイルなど、日常で使いやすいアイテムが揃います。
この夏、異世界にいるかのような空間を体験してみたいなら、ぜひ訪れて。
モののケ ART CIRCUS
場所：心斎橋PARCO 9F EVENT SPACE（大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-3-8）
期間：2025年7月18日（金）〜8月3日 (日)
開館時間：10:00〜20:00 ※入場は閉場の30分前まで ※最終日18:00閉場
休館日：なし
料金：1100円 ※事前購入のみ ※未就学児無料
公式サイト
https://art.parco.jp/shinsaibashi/detail/?id=1755
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最後は、全国を巡回している展覧会「伊藤潤二展 誘惑JUNJI ITO EXHIBITION ENCHANTMENT」をご紹介。
美人画のような優美さと、グロテスクさが同居した独特な世界を描く漫画家・伊藤潤二さん初の大型原画展が行われています。
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2024年4月からスタートし、全国を巡回している展覧会は、2025年7月26日（土）より宮城県石巻市の石ノ森萬画館にて開催。同展描き下ろしの新作も展示されるというから、ファンにはたまらないですよね。
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展示は序章からスタートし、第1章から第4章で構成されています。最終章では、伊藤さんの素顔に迫る展示物もあるそうです。
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独特のイラストを描く、伊藤さんの魅了にもっと惹かれること間違いなしの展覧会。
トレーディンググッズや、石ノ森萬画館ではコラボカフェも展開されるので、伊藤潤二ファンはぜひ足を運びたいところです。
10月11日（土）からは、愛知・名古屋のテレピアホールで行われるため、名古屋エリアの人は必見ですよ！
※写真は過去開催時の様子
伊藤潤二展 誘惑JUNJI ITO EXHIBITION ENCHANTMENT 宮城
場所：石ノ森萬画館 2階企画展示室（宮城県石巻市中瀬2-7）
期間：2025年7月26日（土）〜9月28日（日）
開館時間：9:00〜17:00 ※入場は閉場の30分前まで
休館日：8月26日（火）、9月2日（火）、9月9日（火）、9月16日（火）、9月24日（水）
料金：大人 900円、中高生 600円、小学生 250円 ※未就学児無料（常設展観覧料含む）
公式サイト
https://jhorrorpj.exhibit.jp/jiee/
＠k_juri_08 / TikTok
ご紹介したホラー系展覧会は、どれも見応えがあるとSNSで高評価なものばかり。
この夏は、背筋がゾクッとするような、ひんやり体験を求めて足を運んでみてはいかが？
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