米アマゾンのロゴマーク(AFP時事) 【シリコンバレー時事】米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムが31日発表した2025年4〜6月期決算は、純利益が前年同期比35%増の181億6400万ドル(約2兆7400億円)だった。主力のネット通販やクラウド部門が伸びた。米アップルも同日、同期の純利益が9%増の234億3400万ドル(約3兆5300億円)に上ったと発表した。
両社はトランプ政権が進める関税政策の影響が懸念されたが、今期は好調を維持した。駆け込み需要の影響もあったとみられる。アップルのクック最高経営責任者(CEO)は電話会見で、関税に関連し7〜9月期に「11億ドル(約1700億円)の追加コストが発生する」との見通しを示した。