自治体の保養所が穴場 なぜ安い?人気の秘密、この秋お得な宿泊キャンペーン【Nスタ解説】

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2025年09月04日 20:30  TBS NEWS DIG

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TBS NEWS DIG

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“ある自治体の保養所”の1泊の金額、なんと「4400円」。秋の行楽シーズン、この秋は3連休が4回もあり、物価高でもお得に泊まれる「自治体の保養所」が今、狙い目です。

■お得!素泊まり1泊4400円の保養所も 

まずは、東京・港区の保養所です。

神奈川県・箱根町にある「大平台みなと荘」では、お食事がしゃぶしゃぶコースなどの3つのコースから選べたり、露天風呂がついて、大人1人あたり1泊2食付き(1室4名利用・休前日等以外)で7000円です。

利用できるのは、港区在住・在勤者のみですが、代表者1人がこの条件を満たしていたら、誰でも利用可能です。ただ、事前に利用者登録が必要となります。

また、65歳以上の港区民であれば、平日に限り1泊2食付き3200円で利用できます。(年度内の平日2泊まで)

続いて、東京・世田谷区が運営している保養所では、値段の違いはあるものの区民以外も利用可能になっています。

観光地としても人気の群馬県・川場村にあり、交流施設として村内に2つの施設「ふじやまビレジ」「なかのビレジ」があります。

ふじやまビレジは、世田谷区在住・在勤・在学者1泊2食付きで大人1人5900円、区外の人は1万1900円。10月に料金が改定されますが、それでもお得なお値段となっています。

区担当者によると「区外の両親などが利用したいという声があり、2010年以降、誰でも利用が可能になった」「利用者は年々増加していて、リピーターも多く物価高でお得に利用したい人もいるのでは」ということです。

福島県・南会津町にある「ホテル南郷」は、さいたま市民の場合、1泊素泊まりで4400円。

お食事は別料金で、お鍋やお刺身がついた夕食と朝ご飯を追加すると、さいたま市民は大人1人7290円〜、一般の人は8390円〜利用できるということです。

■保養所は旅行サイトには載っていない!自治体名+保養所で検索を

なぜ、自治体の保養所は安いのでしょうか。
さいたま市の担当者によると「保養所は市民の健康増進などの充実を図ることが目的で設置していて、多くの市民に利用してもらうために運営費等に市費を入れることで利用しやすい料金を実現している」ということです。

保養所の情報は、旅行サイトには載っておらず、市のHPに載っていることが多いので、自治体の名前と保養所で検索すると出てくるといいます。また、電話やはがきでしか予約ができないようなところもあるようです。

航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんによると「保養所は昔はたくさんあったが、稼働率が低い保養所は売却されている。今残っているものはクオリティもしっかりしていて、価格も高くない、良い宿が多い」ということです。

■山形・富山で、この秋お得な宿泊キャンペーンも

他にもお得なキャンペーンを行っています。

山形では新幹線が一時運休し、県内の経済が4億円減少してしまいました。観光需要を喚起するため、「フルーツ王国山形へ行こう!秋旅キャンペーン」の販売を開始します。

▼実施期間
9月8日〜順次販売開始(12月中旬までを予定、クーポン無くなり次第終了)

▼1人1泊あたり割引額
3000円

さらに富山県・氷見市では「氷見 旅行割キャンペーン」を行っています。

▼予約受付
8月4日〜10月30日

▼宿泊対象
9月1日〜10月31日(チェックアウト分まで)

▼1回予約につき割引額
1万円 利用可能枠終了、キャンセルがでたら取得可能
5000円・3000円(余裕あり)

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このニュースに関するつぶやき

  • 所謂、公共の宿ね。国・地方自治体や組合が経営しているところ。昔は北海道旅行には利用していた。
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