家族が突然亡くなったとき、あって助かったものとは? 「いや、ほんまそれ」「年齢関係なく」

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2025年09月10日 07:20  まいどなニュース

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親族の負担を減らすために、やっておきたいことは…(PJM/stock.adobe.com)※画像はイメージ

「人のお金預かる系の仕事してる上で、ご家族が突然亡くなってしまった時に遺族の方が本当に助かった!って言ってるのが『持ってる銀行口座&加入している保険&月会費制か年会費払ってる系のもの一覧リスト』と『亡くなったらここのお寺に電話せぇ&親族の誰々に連絡せぇリスト』と聞いている…」

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 こうXに投稿したのは、「焼き昆布(マンボウメンタル)」(@Wwmajidesorena)さんです。この投稿に、すでに家族を亡くした経験をした人からは「ほんまこれ」「これはガチです!!!」という心からの共感と、「年齢に関係なく、こういうリストは作っとくべきなんやろな・・・」と必要性をあらためて感じたというコメントが寄せられて注目されました。

 焼き昆布さんによると、「家族が亡くなって困ってる方が圧倒的に多いです。口座をたくさんお持ちの方のご遺族は特に困られてますね。内容によっては必要になる書類なども金融によって違いますし、支店をまわられるのも、相続関係で親族の書類を集められるのも気苦労されていたりします。また基本的に1ヶ月〜2ヶ月かかってようやく手続きが完了しますので、かなりの待ちも発生します」とのこと。

 ほかにも用意しておいてくれると助かる!というものが、コメントにいろいろと集まっています。

・スマホとパソコンの暗証番号

・介護とか延命のこと

・アカウントとパスワード

・戒名の希望

・年金手帳や大事な書類が置いてある場所

・何かコレクションを持っているオタクの方は、いざという時の寄付先や売却先も書き留めておいて欲しいです。これは高い、これは誰々に譲って…など

 焼き昆布さんも「最近よく聞くのがそういう面倒みてくれるお寺さんや先祖代々のお墓がない方。こういう方は早めに自分の葬儀から納骨先までセットで頼まれていて、亡くなったとき電話1本かけるだけで後は全部会社さんがやってくれるやつがあるとのこと。これは本当に助かると色んなお客さんから教えてもらった」と追加しています。

 そして、亡くならなくても入院などで必要なこともあるので、年齢に関係なく、若い人もみんな用意しておくといいというコメントが多くありました。人生何があるかわからないですし、整理ができて自身も助かるときがあるかもしれません。

 焼き昆布さんは、コメントのなかの「スマホやパソコンのパスワード」が印象に残ったそうです。「現状スマホのロックが開かない場合も多いのでたしかに書き残したいところですが、プライバシーの観点から見れば難しいところもあるかなと感じました」と話しています。筆者の知人も家族のパソコンのパスワードがわからず、写真が取り出せなかったと嘆いていたので、いざというときにはわかるようにしておければいいなと思いました。

 意外と多かったのが、百均にある「じぶんノート」などに書いているという人。なかにはへそくりの場所まで書いているという人も。筆者もこれを機に用意しようと思い、エンディングノートを購入しました。鉛筆で書いて、変更があったら書き直したりしながら、数年ごとに見直すと良さそうです。購入したノートの記入ページは50ページくらいありますが、この1冊でほぼ全てが網羅されている感じ。気になる箇所から少しずつ書いていこうと思っています(とりあえず2ページ書きました)。

 焼き昆布さんは、出産時に遺言書を用意されたそう。さらに「自身の保険証券、金融関係書類はファイルにひとまとめにして『ここを開ければすべての手続き先がわかる』状態にしました。幸いにも使う機会はありませんでしたが、そのままそのファイルは置いたままにしてありますね」とのこと。

 自分のために、家族のために、年齢に関係なく、メモでもいいので残しておくと良いかもしれませんね。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)

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  • いちおー旦那には作ってもらった。私のは特に連絡するところないから別にいいや(笑)
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