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広広島が1日、河野佳投手(24)、赤塚健利投手(24)、田中広輔内野手(36)、上本崇司内野手(35)、宇草孔基外野手(28)、中村健人外野手(28)、松山竜平外野手(40)、育成選手の小林樹斗投手(22)の8選手に戦力外通告を行ったと発表した。田中、宇草、中村健、松山、小林は現役続行を希望し、河野と赤塚は未定。上本は現役を引退する。
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田中、松山とともに3連覇メンバーの上本も、赤いユニホームを脱ぐことが決まった。地元広陵から明大をへて、12年ドラフト3位で入団。主に代走や守備固めとして起用され、切り札的存在として3連覇にも貢献した。次第に課題とされた打撃が改善され、自身初の開幕スタメンに名を連ねた22年は自己最多94試合に出場し、300打席で打率3割7厘をマーク。23年は代打率4割6分7厘と勝負強さを示した。だが、22年以降は出場機会が下降線をたどり、今季は20試合の出場にとどまった。
宇草は19年ドラフト2位で入団し、2年目の21年に4本塁打を記録するなど43試合に出場した。だが、守備の課題を克服できずにレギュラーポジションをつかめず、今季は1軍出場なしに終わった。中村健は21年ドラフト3位でトヨタ自動車から入団し、1年目の22年は63試合出場で3本塁打、2割4分をマークした。だが、その後は出場機会を減らし、今季は4試合の出場で無安打だった。河野は大阪ガスから22年ドラフト5位で入団も3年目での戦力外となり、赤塚は中京学院大から23年ドラフト5位で入団も1軍登板のないまま戦力外となった。
育成選手の小林は昨年に続く戦力外通告となり、球団との再契約はされない見込み。現役続行を希望している。
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