
■FIFA U-20ワールドカップチリ2025 日本 0−1 フランス(日本時間9日、チリ)
U20日本代表は、決勝トーナメント1回戦で延長戦の激闘の末、U20フランス代表に0-1で敗れ、同大会では2003年以来、22年ぶりとなるベスト8入りは叶わなかった。
試合は前半、後半でも決着がつかず0-0のまま延長戦へ。延長前半5分では、セットプレーから喜多壱也(20)のヘディングシュートがクロスバーに弾かれるなど、敵陣に攻め込むがあと1点が遠く。
延長後半12分では、日本がカウンター攻撃を仕掛ける、最後は佐藤龍之介(18)がペナルティーエリア中央からシュートを放つも枠を捕らえられず。
そして後半16分のフランスの攻撃で、梅木怜(20)のハンドについて確認が行われ、ビデオ判定の末フランスがPKを獲得。キーパーは荒木琉偉(17)に代わったが、キッカーのリュカ・ミシェルに失点を許してしまった。
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日本はグループステージ(A組)では、無傷の3戦全勝で首位突破。3試合で7得点の無失点。この日もキーパーのピサノ アレックス幸冬堀尾(19)が好セーブを連発するなど、DF陣が高い守備力をみせた。日本は再三の攻撃でゴールを狙ったが、延長後半の終了間際で、今大会初失点となる決勝点を許し、無念の敗退となった。
フランス代表には、元代表のジネディーヌ・ジダン氏の四男、エリアス・ジダン(DF)が出場していた。
【今大会 日本代表結果】
■グループS
第1節 日本 2−0 エジプト
第2節 日本 2−0 チリ
第3節 日本 3−0 ニュージーランド
■決勝トーナメント
1回戦 日本 0−1 フランス