タイサッカー協会、石井正忠監督の解任を発表…本人はSNSで協会の対応に苦言
2
2025年10月21日 20:03 サッカーキング

約2年間タイ代表を指揮した石井正忠氏[写真]=Getty Images(撮影:2024年6月) タイサッカー協会は21日、同国代表指揮官を務める石井正忠監督の解任を発表した。
同国サッカー協会は石井監督の解任理由について「同氏の仕事とマネジメントスタイルと協会の方針が合わなかったため」と説明。さらに「2023年12月に就任して以来、30試合で16勝と成績に問題があることも理由」とし、成績面も考慮されたと明かした。
タイ代表は11月13日に国際親善試合シンガポール代表戦、11月18日にAFCアジアカップ予選でスリランカ代表との対戦を控えているが、後任は検討段階にあるようで「できるだけ早く新監督を選出する予定」としている。
また石井監督は自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、「本日契約解除をすると突然言われた」と明かすと、「気持ちの整理が出来ないので、『また次回話をしましょう』と同意のサインはしなかった。そして午後に解任の発表。何て不誠実な人達なんだろう」とタイサッカー協会の対応に苦言を呈している。
現在58歳の石井正忠監督は、現役時代を鹿島アントラーズやアビスパ福岡でプレー。引退後は指導者に進展し、鹿島アントラーズや大宮アルディージャ(現:RB大宮アルディージャ)の監督を経験。2019年12月からはタイに活躍の場を移し、強豪クラブのブリーラム・ユナイテッドなどを指揮すると、2023年11月にタイ代表監督に就任していた。
Copyright(C) 2025 SEESAW GAME, Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。