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日本ハムは22日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で石川直也投手(29)、福田俊投手(28)、育成の山本晃大投手(26)と平田大樹外野手(20)に対して来季の契約を結ばないことを通達した。石川と福田は現役続行を目指して、日本プロ野球選手会が主催する「エイブル トライアウト2025〜挑め、その先へ〜」(11月12日、マツダスタジアム)に参加する予定。山本晃と平田は今後について未定だという。
石川は14年ドラフト4位で山形中央から入団。3年目の17年から1軍に定着し、セットアッパーやクローザーも務めるなど通算202試合登板、6勝7敗31セーブ58ホールド、防御率3・67をマーク。20年にトミー・ジョン手術を受けて以降は苦しいシーズンが続き、ここ2年間は1軍登板がなかった。「今年の成績も含め、ここ数年の成績も含め、覚悟はしてたんで、そこはしょうがないかなと思ってます。現役を続けられる限りはやりたいなと思ってます」と話した。
福田は18年ドラフト7位でエスコンフィールドがある北海道・北広島にキャンパスがある星槎道都大から入団。23年の同球場開業初年度には29試合に登板して防御率0・00をマークした。今季は2月の春季キャンプ時から原因不明のしびれに悩まされ、1軍登板の機会はなかった。「多少、覚悟はしていた部分があった。シーズン終盤で良くなって戻って、やれる自信はある。チャンスは少ないと思うんですけど、その一瞬のチャンスが来た時に、しがみついて結果出せるようにって感じですね」と話した。
山本晃は22年育成ドラフト4位でBC信濃から入団。育成3年目の今季は2軍で18試合登板(3先発)し、3勝3敗防御率3・22だった。球団を通じて「育成で入団して鎌ケ谷で3年間取り組んできました。プロとしてイメージされる華やかな野球人生ではなかったですけど、ファンの皆さんや友人、家族が暑い中でも来て声をかけてもらったことは、僕の中では幸せでした。本当に感謝の気持ちしかありません。ありがとうございました」とコメントした。
平田は23年育成ドラフト2位で瀬田工(滋賀)から入団。育成2年目の今季は43試合出場で打率1割2分7厘、0本塁打、1打点だった。球団を通じて「2年という短い間でしたが、いい経験を積むことができました。この経験を今後の人生につなげていけるようにしたいです。ファンの皆さま、応援していただき、本当にありがとうございました」とコメントした。
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