【ドラフト】史上最多の支配下で大学生40人指名、4年ぶりの国立大学も/アラカルト

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2025年10月23日 20:05  日刊スポーツ

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ドラフト会議会場に設置された抽選箱(撮影・たえ見朱実)

<プロ野球ドラフト会議>◇23日



プロ野球ドラフト会議が23日行われた。


<ドラフトアラカルト>


◆大学生が史上最多 支配下ドラフトで大学生が史上最多となる40人も指名された。高校生19人と独立リーグを含む社会人14人を合わせた33人より多かった。過去の大学生最多は02年の33人だった。


◆創価大1位 立石が阪神1位指名。創価大の1位は05年大学・社会人ドラフトの八木智哉(日本ハム)16年田中正義(ソフトバンク)に次ぎ3人目。過去2人は投手だった。


◆法大1位 ヤクルト1位の松下は内野手。法大選手の1位は21年ヤクルトの山下輝投手以来だが、野手では02年後藤武敏内野手(西武=自由獲得選手)以来23年ぶり。


◆仙台大1位 広島1位の平川は仙台大の選手として17年馬場皐輔投手(阪神)以来2人目の1位。


◆延岡学園1位 オリックス1位の延岡学園・藤川は宮崎県の高校からでは11年武田翔太(宮崎日大−ソフトバンク)以来の1位。延岡学園の1位は99年宮本大輔投手(近鉄)以来26年ぶり2人目。


◆国立大 阪神3位の岡城外野手は筑波大。支配下ドラフトで国立大からの直接指名は21年西武2位の佐藤隼輔投手(筑波大)以来4年ぶり12人目。


◆兄弟指名 ヤクルト6位の石井巧内野手(NTT東日本)は日本ハム石井一成内野手(16年2位)の弟。兄弟ともに支配下ドラフトで指名されたのは東妻勇輔投手(18年ロッテ2位)純平捕手(19年DeNA4位)以来36組目。ロッテ5位の冨士隼斗投手(日本通運)は弟の大和投手が昨年、大宮東から西武育成1位で指名されている。


◆163センチ 広島3位の近大・勝田内野手は163センチ。ドラフトの主な選手では04年中日の鎌田圭司内野手(トヨタ自動車=162センチ)に次ぎ、71年ロッテの弘田澄男内野手(四国銀行=163センチ)に並ぶ小柄な選手。現役最小兵の西武滝沢夏央内野手(164センチ)より小柄。


◆オイシックス 昨季から2軍に参入したオイシックスから能登が阪神に支配下5位、牧野が中日に育成1位、知念が巨人に育成5位で指名された。昨年はオイシックスから下川隼佑投手がヤクルト、くふうハヤテから早川太貴投手が阪神にいずれも育成ドラフトで指名され、ともに1軍で2勝を挙げている。

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