
■MLB ワールドシリーズ第3戦 ドジャース−ブルージェイズ(日本時間28日 ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(31)が本拠地でのワールドシリーズ(WS)第3戦、“1番・DH”で先発出場し、3回の第2打席でワールドシリーズ2号、今プレーオフ7号の本塁打。プレーオフ通算10号となり、松井秀喜氏に並び日本人最多タイとなった。大谷は直近4戦で5発と好調をキープ。
25日第1戦の第4打席(7回)でWS1号となる2ランを放った大谷。ブルージェイズ先発、サイヤング賞3度受賞のレジェンド、M.シャーザー(41)、1回の第1打席はライト線へのツーベース。
そして、3回の第2打席、甘く入ってきたボールを捉えると、打球は軽々とフェンスオーバー、本拠地のファンも立ち上がって打球を見送り、スタンドへ飛び込んだ瞬間に大歓声が響き渡った。
チームに勢いを付ける今季プレーオフ7号、ブルージェイズのゲレーロJr.の6本を抜き、今プレーオフ(PO)単独トップ、大谷は、PO出場2度目で早くも通算10号をマーク。松井秀喜氏の日本人通算最多10本塁打に並んだ。
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昨年のWSはドジャースがヤンキースに4勝1敗で4年ぶり8度目の世界一を達成。だが大谷は第2戦で二塁へのスライディングを試みた際に左肩を脱臼し、全5戦で19打数2安打(本塁打0)と本来の力を発揮できなかった。WS連覇となれば、1998年から2000年まで3連覇を達成したヤンキース以来25年ぶり、7球団目の偉業となる。
