大谷翔平 WSで史上初の“二刀流”7回途中降板、コントロールミスでゲレーロJrに被弾 4者連続Kなど緩急使い粘投

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2025年10月29日 11:11  TBS NEWS DIG

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■MLB ワールドシリーズ第4戦 ドジャース−ブルージェイズ(日本時間29日、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(31)が本拠地でのワールドシリーズ(WS)第4戦、“1番・投手兼DH”で先発出場、6回0/3、93球を投げて、被安打6(1本塁打)、奪三振6、四死球1。3回にV.ゲレーロJr(26)に逆転のツーランを浴びた。

第3戦は延長18回、6時間40分の激闘を制し、2勝1敗としたドジャース。大谷は試合後に「早く帰って寝たいです」と話した。熱戦から一夜明けて大谷はワールドシリーズ初先発のマウンドへ。

ロサンゼルスの気温は試合開始時で31℃と高く、前日の延長11回、走塁の時に足を気にする素振りを見せるなど体調面が気になるところだが1回、1番・N.ルークス(31)はカウント1−0からストレートをレフトへ。ファウルゾーンへ切れていく打球をE.ヘルナンデス(34)がフェンスを乗り越えてキャッチする好プレー。大谷も両手を上げて称えた。

2番・V.ゲレーロJr(26)は外角低めのスイーパーで空振り三振、その後は四球と内野安打で2死一、二塁のピンチを招き5番・A.カーク(26)にはスイーパーが逆球となったが、ファーストフライに打ち取り、ベンチに戻る大谷は苦笑いを浮かべた。

2回には1死から7番・E.クレメント(29)はスイーパーでタイミングを外し、バットの先に当たるファーストゴロ、8番・A.ヒメネス(27)はカーブで当たり損ねのピッチャーゴロと序盤、ブルージェイズ打線は大谷の変化球にタイミングが合っていなかった。

大谷を援護したい打線はその裏、1死一、三塁のチャンスで8番・E.ヘルナンデスがしっかりと逆方向へ強い打球を放ち、ライトへの犠牲フライで大谷に先制点をプレゼントした。

点をもらった大谷は3回、1死から1番・ルークスにヒットを打たれると、2番・ゲレーロJrにはカウント2−1からスイーパーが内角高めに抜けてしまい、レフトスタンドへプレーオフ7号の逆転ツーランを浴びてしまった。

4回は5番・カーク、6番・D.バーショ(29)は追い込んでからカーブで2者連続三振を奪うと、7番・クレメントは追い込んでから一転ストレートで空振り三振、緩急を使って3者連続三振、マウンドを降りる大谷は笑顔を見せた。

最少得点差で行きたい5回、先頭の8番・ヒメネスをスライダーで空振り三振、これで4者連続空振り三振をマーク。2死からブルージェイズ打線3巡目に入り、1番・ルークスにヒットを浴びると、迎えるは2番・ゲレーロJr、1球目にはここまで最速の159.3キロで空振り。大谷はターニングポイントと見て出力をあげると、カウント1−2から159キロでセンターフライ、力でねじ伏せた。

6回、球数が70球を過ぎたが、3番から始まる打線から2死を奪うと、5番・カークはカウント2−2からスイーパーで2打席連続三振を奪った。

大谷の粘投にドジャース打線は6回、1死一、二塁と2回以来となる得点圏のチャンスで6番・M.マンシー(35)はセンターフライ、7番・T.エドマン(30)は空振り三振と大谷を助けることが出来なかった。

チャンスをつぶしたあとの7回、先頭のバーショにヒットを浴びると、続くクレメントには左中間へのツーベース、無死二、三塁のピンチを招き、大谷はここで降板となった。
 

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