霧島酒造とスターバックスコーヒージャパンが開業予定の酒造直営店やカフェなどを備えた複合商業施設=29日、宮崎県都城市 芋焼酎の「黒霧島」で知られる霧島酒造(宮崎県都城市)とスターバックスコーヒージャパン(東京)のコラボによる複合商業施設が29日、都城市に完成した。酒類や雑貨などを扱う霧島酒造直営店やカフェのほか、植物園や屋上庭園、芝生エリアも備え、地域の憩いの場作りを目指す。
2026年1月27日に開業予定で、名称は「KIRISHIMA GREENSHIP icoia(キリシマ・グリーンシップ・イコイア)」。霧島酒造の工場に隣接した約4700平方メートルの敷地に竹を随所に使った開放的なデザインの建物などを設置。設計は隈研吾氏が手掛けた。
建物の壁にはコーヒー豆のかすを混ぜ込んだボードを使い、電力は焼酎かすなどから生成したバイオガスを利用した再生エネルギーで賄う。