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ポスティングシステムでのメジャー移籍を希望する阪神才木浩人投手(26)について、球団は10月31日、今オフは同制度の利用を認めないことを明かした。
竹内孝行球団副本部長が「先方の代理人さんにもお伝えしています」と説明。来年も阪神でプレーすることが事実上決まった。
昨年の契約更改の席で、初めてメジャー移籍希望を伝えていた。同制度の利用を認めるかどうかは球団側に選択権がある。阪神は基本的に認めていないが、昨年の青柳晃洋のように「総合的に判断して」容認したケースもある。
今回、認めなかった理由については「ここでは控えさせていただきます。才木だから認めないということではない。過去(の事例)でもそれぞれ(経緯が)ありましたので。こちらの判断なので、公にすることではないかなと。それで変な臆測を呼んでもおかしなことになる」とした。
今オフに再交渉する可能性については「夢は当然、理解できる。ゼロではないが、今年に関しては同じ答えにしかならない」。来年以降については「来年だからって認めるかどうかは分かりません。かたくなではありません」と、総合的に判断する従来のスタンスを変えていない。
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この2年で25勝を挙げている先発の柱だけに「戦力として必要かどうかというのは火を見るより明らか」と強調した。
才木は16年ドラフト3位で入団。高卒1年目から1軍デビュー。右ひじのトミー・ジョン手術を受けたが22年に復活すると、23年に8勝、24年に13勝、今季は12勝とエース格に成長した。実働年数が少ないことが球団の判断材料になったとみられる。
自ら移籍を選択できる海外FA権の取得は、早くても30年シーズンとなる。
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