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ソフトバンク東浜巨投手(35)が9日、国内フリーエージェント(FA)権を行使することを表明した。みずほペイペイドーム内の球団事務所を訪れ、申請書類を球団に提出し「まだまだ1軍の舞台で投げたい気持ちが強いですし、先発を一番にやっていきたい思いが強いです」と率直な心境を明かした。
国内FA権は23年に取得しており、今年で3年契約が満了した。今季は7試合に登板し、4勝2敗、防御率2・51をマーク。ウエスタン・リーグでは13試合に登板して7勝3敗、防御率1・85とアピールを続けていた。だが、1軍先発陣は4投手が10勝以上を挙げる盤石ぶりで食い込むことができず。ファームで好成績を残すも、1軍の登板機会に恵まれなかった。チームは宣言残留を認め、関心を寄せる全球団とは話し合いを持つ意向を示し「他球団であっても競争に勝ち抜かないとポジションはないと思っているので。争いのスタートに立たせてもらえるところがあれば、他球団のお話を聞いてみたいのが率直な気持ちです」と話した。
亜大から3球団競合の末、12年ドラフト1位で入団。17年には16勝をマークし、最多勝のタイトルも獲得した。22年5月11日の西武戦(当時ペイペイドーム)で史上84人目のノーヒットノーランを達成。ホークス一筋のベテラン右腕は若手選手のお手本になる存在であり、ファンからの人気も高かった。
今季推定年俸は1億5000万円で、獲得には金銭か人的補償を伴うBランクとみられる。「僕のランクとかを含め、全部理解した上で今回行使をさせていただくので。そこは強い覚悟を持っています」。来季でプロ14年目。新天地での登板機会を求め、野球人生の岐路に立った。。
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