サカナクション、12年ぶり2回目「紅白」出場決定 山口一郎が本音告白「最後の最後まで迷っていました」

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2025年11月14日 14:19  モデルプレス

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「SAKANAQUARIUM 2024“turn”」公開初日舞台挨拶に登壇した山口一郎(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/11/14】ロックバンド・サカナクションが、大みそか恒例の「第76回紅白歌合戦」(2025年12月31日午後7時20分〜11時45分)に出場することが14日に発表された。2013年の初出場以来、12年ぶり2回目の出場となる。ボーカルの山口一郎が同日にXを更新し、出場への思いをつづった。

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◆サカナクション、12年ぶり紅白出場

山口は、2022年7月より体調不良のため一定期間休養。グループとしても活動を休止していたが、2024年より活動を再開させ、“完全復活”していた。

山口はXで「こんにちは。僕たち私たちサカナクションは、今年、久しぶりに紅白歌合戦に出演します」と報告し、「長い間、迷いながらも泳ぎ続ける僕らを見つめ、手を振り、声を届けてくれた皆様のおかげで、サカナクションは2025年も音楽の海の底を迷わず進むことができています。本当にありがとうございます」と感謝。

そして「実を言えば、紅白への出演は、最後の最後まで迷っていました。病と共に歩きながら作り出した自分達の曲が、テレビの世界でどこまで伝わるのか、その不安は、ずっと心の奥に残っていました」と本音を吐露。「けれど、あの時生まれた言葉や音が、YouTubeの生配信、SNS、そして送っていただいた沢山の手紙によって、誰かの夜に届き、自分と同じように病気や様々な理由で苦しんでいる方々の力になっているという実感を得た事で、迷いは少しずつ溶けていきました。そして、バンドが18年という月日を重ねても、5人で見る景色がまだ新しく、変わらないまま変わり続けられるという自信。その積み重ねが、出演を決める決定的な理由になりました」とファンの支えや完全復活を印象付けたライブなどの活動もあって出場を決断できたことを明かした。

「僕個人としては、山の尾根の上を歩くように、上がったり下がったり揺れ動いてきたここ数年の葛藤を噛み締め、支えてくれた方々一人ひとりを想像し、祈りを込めて歌いたいと思っています。どうか、今年の大晦日は宜しくお願い致します」と思いをつづっている。

◆「第76回NHK紅白歌合戦」12月31日(水)午後7時20分〜

今年のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」司会は綾瀬はるか(4回目)、有吉弘行(3年連続3回目)、今田美桜(初)、鈴木奈穂子アナウンサー(2年連続2回目)(※五十音順)の4人が担当する。12月31日(水)午後7時20分から11時45分まで、NHK総合、BSP4K、BS8K、ラジオ第1で生放送される。(modelpress編集部)

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  • 「怪獣」とか「新宝島」とかタローマンとか、方向性はオタク狙いなんだけど、いまいち何のオタクなのか分からない人。
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