
西武平良海馬投手(26)が26日、埼玉・所沢の球団事務所で契約交渉に臨み、1億円アップの年俸3億円でサインした。
今季は球団の要望に応え守護神としてフル回転。54試合に登板し31セーブをあげ、自身初の最多セーブを獲得した。来季は自身の希望である先発に再転向する。「大きな1年になる。けがすることなく投げたい」と決意を新たにした。
23年は先発として11勝をあげ、実績は既に示している。今井、高橋光と先発陣の柱がポスティングでMLBに挑戦。再転向1年目から平良にかかる期待は大きい。「球種もたくさんある。先発として相手と対戦回数が増える中で、いろんな組み立てができるのが僕の強み」と平良。160キロを超える直球だけでなく、多彩な球種を生かし、幅広い組み立てができるのも右腕の魅力だ。先発投手として「サイ・ヤング賞を取るぐらい、レベルの高いピッチャーを目指して頑張っていきたい」と力強く意気込んだ。
また、来年3月のWBCについて「(高いレベルの選手とプレーすることは)野球選手としてうれしいこと。出たい気持ちはある。出られるようにしっかり準備していきたい」と意欲を見せ「どこでもできるように。中継ぎも先発もロングリリーフでも、なんでもできるくらいの調整をしていきたい」とどの役割も全うする姿勢を示した。(金額は推定)
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