笹子トンネル事故で慰霊式=発生13年、遺族ら冥福祈る―山梨

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2025年12月02日 11:31  時事通信社

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時事通信社

笹子トンネル事故の発生から13年を迎え、慰霊碑に献花する遺族ら=2日午前、山梨県大月市(代表撮影)
 中央自動車道笹子トンネル(山梨県)で2012年、天井板が崩落し男女9人が死亡した事故は2日、発生から13年を迎えた。トンネル近くの慰霊碑では遺族らが事故が発生した午前8時3分に合わせて黙とうをささげ、献花した。

 その後、中央道初狩パーキングエリアで中日本高速道路(名古屋市)主催の追悼慰霊式が開かれ、遺族や同社幹部、国土交通省関係者ら約50人が犠牲者の冥福を祈った。同社の縄田正社長は「平穏な日常や人生を奪ってしまった」と改めて遺族らに謝罪した上で、「高速道路の安全性向上という永遠の挑戦課題に取り組むことを誓う」と述べた。

 事故は12年12月2日、同トンネル上り線で発生。コンクリート製天井板などが138メートルにわたって崩落し9人が死亡、3人が負傷した。 

笹子トンネル事故の発生から13年を迎え、花が手向けられたトンネル近くの慰霊碑=2日午前、山梨県大月市
笹子トンネル事故の発生から13年を迎え、花が手向けられたトンネル近くの慰霊碑=2日午前、山梨県大月市

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