68歳大仁田厚、受給年金額を公開「ジャイアント馬場さん、そこはピシッとしてた」

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2025年12月30日 14:10  日刊スポーツ

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大仁田厚(2024年撮影)

プロレスラー大仁田厚(68)が29日、フジテレビ系「イット!」の年末特番「超しらべてみたら」(午後6時10分)に出演。現在、受給している年金額を公開した。


大仁田がプロレスを始めたのは15歳。ジャイアント馬場さん率いる全日本プロレスに入門した。当時を振り返った大仁田は「3〜4カ月したら馬場さんの付き人になって、パンツ洗ったり、風呂に入れたりした」と語った。当時の会話についても「『○○ですよね、馬場さん』って言ったら『お〜』って…『○○ですか、馬場さん』って言ったら『あ〜』って…だから『お〜』と『あ〜』で感じなきゃいけない」と師匠との“あうん”の呼吸があったと話した。


下積み時代の小遣いは馬場さんからの手渡しで月3万円ほど、入門から1年後にリングデビューした。大仁田は「ギャラが最初5000円だった。1試合。それが10〜20試合あるわけだから、月に。『俺が自分で稼いだ』って気持ちになるじゃないですか」と話した。


現在、受け取っている年金について尋ねると、通帳には2カ月分が25万8240円と記載されていた。項目は「コウセイ」となっていた。大仁田は「全日本プロレス、って社会保険だった。ジャイアント馬場さんは、そこはピシッとしてた。デビューしたら社会保険、厚生年金」と話した。全日本プロレスでは、公式戦でデビューすると、選手の将来のために厚生年金に加入させて、給料から自動的に年金を納入するシステムになっていたという。参院議員を1期6年務めた大仁田は議員年金は在職10年以上が対象だったので、受給していない。


大仁田は「意外とプロレスラーって乱暴だなって思うかもしれないけど、ものすごく馬場さん、って繊細な人で『おい、将来な、ちゃんと生きるんだぞ』ってことを言ってくれましたね、僕に」と優しい言葉をかけてくれていたと思い返した。最後に「僕は全日本プロレスに入ったことを幸せに思っています」としみじみと語った。

このニュースに関するつぶやき

  • 馬場さんはホント優しくて偉かったんだな。
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