女子バスケ元代表主将の吉田亜沙美がガン告白 「死を覚悟」から実戦復帰 勇気与えるため公表

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2026年01月01日 12:21  日刊スポーツ

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吉田亜沙美(24年7月4日撮影)

女子バスケットボール、リオデジャネイロオリンピック(五輪)日本代表の吉田亜沙美(38=三菱電機)が1日までにインスタグラムを更新。ガンを患っていたことを明かした。


大晦日に2025年を振り返った中で「そして辛い出来事は、今年の夏に私自身、癌が見付かり治療、療養していました。これは大袈裟ではなく癌だと告げられた時は死を覚悟しました。それと同時にもうBASKETが出来なくなるんだと絶望でした。私の頭の中はこんな時でもBASKETのことなんだと自分のことなのに呆れました笑 どうしたら良いのか分からず、ただただ視界が真っ暗になりました」などとつづった。


さらに当時の不安と戸惑いを告白。「いったいなにが起こっているのか。頭が追いつかず、涙を堪えながら落ち着こうと自分に言い聞かせてました。今でも鮮明に覚えている。告げられた時の緊張感や絶望感や喪失感。なにがなんだか分からなくなった」と続けた。


救いは家族だった。「とにかく姉に直ぐ連絡をし、どうしようと。死ぬのかなと。やっぱり姉は姉でした。冷静に私を落ち着かせてくれて、余計なことは考えず余計なことは調べずに診察の日を待とうと。私は両親に伝えるをためらいました。きっとショックを受けて心配するだろうなと。そんな悲しい思いさせたくないと。ただ手術をするとなると黙っていることは出来ず、それでも自分の口から癌になったと発することが怖くて伝えられず姉から両親に伝えてもらいました。心底、姉がいてくれて良かったと思いました。妹で良かった」とつづった。


すべてをかけてきたバスケットボールも支えになった。「それでもteamは待っててくれると希望の光を与えてくれました。私もやれるだけのことはしたいと思いました。復帰に向けてスタートして仮にやっぱり復帰できなかったとしてもそのプロセスを大切にしたいと。待っててくれている仲間の為になにがなんでも復帰する みんなとBASKETがしたいという想いで頑張れていました。そしてなにより献身的に支えてくれた家族の為に復帰したいと強く思いました。またコートに立ってBASKETしている姿を見て欲しい。それが私の生き甲斐でした」と記した。


退院し、療養後、チームに戻り、実戦にも復帰している。「癌のこと、病気になったこと公表するのとても悩みました。本当に今日のギリギリまで悩みました。ただ私と同じように病気で苦しんでる方や怪我で苦しんでいる方に私がコートを走り回っていることで一歩踏み出す勇気になってもらえたらなという想いでお伝えすることを決めました!」と公表した理由を説明。「私にとっては辛く悲しい年でしたが同時に幼かった頃に感じた楽しいや嬉しいという感情も味わえました。複雑な年でしたが、支えてくれた全ての方、出会ってくれた、全ての方、応援してくださった全ての方々、ありがとうございました!」と感謝の言葉を記した。


吉田は2014年に左膝前十字靱帯断裂。引退危機に陥ったが、不屈の闘志で復活。その2年後のリオデジャネイロ五輪では日本代表主将として8位入賞に貢献。21年東京五輪前も日本代表で活躍した。

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