トランプ米大統領=14日、ワシントン(EPA時事) 【ワシントン時事】トランプ米大統領は15日、医療費引き下げを目指した包括策「偉大な医療計画」を発表した。医療保険制度(オバマケア)への補助に代わって個人に直接資金を給付する案が柱。生活コスト高への米国民の不満がトランプ氏の支持率低迷を招く中、医療問題は今秋の中間選挙で重要な争点の一つとなりそうだ。
トランプ氏は医療計画について、議会に「早期の法制化」を求めた。ただ、野党民主党はオバマケアの補助延長を強く求めており、同計画に関連した法案の速やかな議会通過は極めて困難とみられる。
オバマケアの補助は昨年末失効し、2000万人以上の利用者が保険料負担の増加に直面。昨年秋、補助延長を巡る与野党の対立激化で予算案が上院を通らず、予算切れによる政府機関の一部閉鎖は史上最長の43日間に及んだ。