男性が倒れていた現場マンション=2025年9月、東京都世田谷区 知人に熱湯のようなものを掛けて死亡させ、現金を奪ったとして、警視庁捜査1課は6日、強盗致死容疑で、東京都世田谷区若林、職業不詳宝田耕司容疑者(56)を再逮捕した。「金を返してもらっただけで、強盗ではありません」と容疑を否認しているという。
再逮捕容疑は昨年9月14〜17日、自宅のマンション一室で、知人の無職高橋賢治さん(58)=狛江市岩戸北=に複数回熱湯のようなものを掛け、殴る蹴るなどの暴行を加えて死亡させ、現金1万9000円を奪った疑い。
同課によると、宝田容疑者は「高橋さんに5億円を貸していた」と供述したが、裏付けは取れていないという。高橋さんにたびたび因縁をつけて金を要求しており、これまでに少なくとも100万円を払わせたとみられる。
同容疑者のスマートフォンに暴行をうかがわせる画像が残っていたほか、付近の防犯カメラに同9月14日以降、日に日にやけどの範囲が広がっていく高橋さんの姿が映っていた。
高橋さんは同17日正午すぎ、マンション外階段で意識を失い、一緒にいた同容疑者の通報で救急搬送された。頭から足まで全身の約50%にやけどを負っており、約2時間後に死亡が確認された。
同容疑者は覚醒剤取締法違反容疑などで逮捕、起訴されていた。