
パドレスのダルビッシュ有(39)が11日(日本時間12日)、マイアミでのWBC決勝ラウンドに臨む侍ジャパンへの強力助っ人としてチームに再合流した。2月の宮崎合宿後に再渡米し、海を隔てて戦いぶりを見守ってきたが、後輩達は約束通りに同地での準々決勝に進出。今後は、より実戦的な助言で侍をバックアップしていくことになる。
東京での1次ラウンド中、ベンチ内に掲げられた背番号「11」が、決戦の地で再び侍に加わった。同地到着後、マイアミ市郊外で行われた自主練習には姿を見せなかったものの、同日中に現地入り。侍ナインとは宿舎で再会を果たしたものと見られる。
今回の「ダル教室」は、強打のメジャーリーガーを封じる上で、最も実戦的かつ効果的な教材となることは間違いない。宮崎での助言は、ピッチクロック、ピッチコムなど、各投手がメジャー特有のルールに適応することが主目的だった。だが、今回は、各打者に対し、より踏み込んだ具体策となる。ダルビッシュといえば、思い付いたことがあれば、すぐにタブレットなどで確認し、試合直前まで対戦イメージを作り上げる作業を怠らない。各打者によって、初球の入り方、カウントの整え方、そして最終球をイメージし、頭にインプットしてマウンドへ向かう。すでに各打者の打球傾向、球種別の打率など細かいデータは専門チームが分析済み。そこに、「ダル先生」の感性豊かな配球学が加われば、たとえ強打のメジャーリーガー相手とはいえ、アウトを取れる確率は着実にアップする。
まずは、準々決勝の相手ベネズエラが授業の課題。マウンドに立たず、ベンチに入らずとも、ダルビッシュの存在感は、マイアミでも変わらない。
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