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NPBは17日、16日に神宮で行われたヤクルト−DeNA5回戦で、打者のバットが左側頭部を直撃し、救急搬送されていた川上拓斗審判員(30)の病状についてコメントを発表した。
「川上拓斗審判員の負傷について
昨日4月16日(木)に明治神宮野球場で行われた、東京ヤクルトスワローズ対横浜DeNAベイスターズ第5回戦において、球審を務めていた川上拓斗審判員が、試合中の不慮の事故により負傷いたしました。
当該事象は、打者のスイングにより手から離れたバットが川上審判員の側頭部に当たったものであり、直ちに救急搬送されました。
搬送先の医療機関において緊急手術が行われ、現在は集中治療室にて治療を受けております。
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当機構といたしましては、本件を極めて重大な事案として受け止めており、早急に審判員の安全確保に関する対策について、関係各所と連携しながら、頭部の保護を含めた防護措置の在り方について検討を進めてまいります。
ファンの皆さま、ならびに関係者の皆さまにはご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げますとともに、川上審判員の一日も早い回復を心より願っております。
以上」
悲劇は、川上審判員にとって記念すべき「1軍初球審」のマウンドで起きた。8回裏、ヤクルト・オスナの振り抜いたバットが手から離れ、後方にいた川上審判員の左側頭部を直撃。
衝撃を受けた川上審判員はその場に崩れ落ちた。球場内は一時騒然となり、両軍のトレーナーが駆けつけブルーシートで周囲を覆う異例の光景の中、応急処置が行われた。
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川上審判員は中越卒業後、BCリーグでの審判経験を経て、18年にNPB研修審判員として入局。BCリーグ出身者として初のNPB正審判員となった。
バットを離してしまったオスナは17日未明、自身のSNSで「本当に申し訳ありません。彼が元気でいてくれることを願っています」と英語で切実な祈りと深い謝罪を投稿していた。
また、ヤクルト球団も公式Xで「主審の方が負傷により途中退場される場面がございました。心よりお見舞い申し上げますとともに、早いご回復をお祈り申し上げます」と声明を発表した。
今月に入って審判員の負傷交代が相次いでいる。3日の西武−楽天では深谷篤球審(52)の左手にファウルが直撃し、15日のロッテ−日本ハムでも同じく深谷球審に折れたバットが直撃し、交代していた。わずか2週間で3度の事故が発生。今後、審判員のヘルメット着用など装備の見直し議論が加速しそうだ。
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