サ終予定の「元素騎士オンライン」、プレイヤーが会社設立し運営移管へ 終了目前からの大逆転劇

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2026年04月24日 09:10  おたくま経済新聞

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サ終予定の「元素騎士オンライン」、プレイヤーが会社設立し運営移管へ 終了目前からの大逆転劇

 ブロックチェーン技術を導入したメタバースMMORPG「元素騎士オンライン」が、サービス終了の危機から一転、運営体制を一新して継続することが明らかになりました。


 運営を引き継ぐのは、なんと同ゲーム内で活動するプレイヤー自身が立ち上げた新会社です。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


■ 赤字によるサービス終了発表からの大逆転劇

 「元素騎士オンライン」は2026年2月末の時点で、多額の固定費に対する大幅な赤字が継続していることを理由に、現行体制でのサービス継続が極めて困難であると発表。4月30日をもってゲームサーバーを停止し、サービス終了する方針を決定していました。


 しかし、運営元であった株式会社Metapは「サービス終了を望んでいるわけではない」とし、運営権の第三者譲渡や他社への移管を模索し続けていました。その結果、4月21日に新たな運営移管先との間で基本合意(MOU)の締結が完了したことが発表され、事態は急転直下の大逆転を迎えることとなります。


■ 救世主はゲーム内で活躍するギルドメンバー

 今回、新たな運営移管先となったのは「株式会社花火亭」です。さらに驚くべきことに、同社は元素騎士オンライン内で活躍しているギルド「花火亭」のメンバーである「くろかげ」氏と「Alamode」氏の二人によって登記が進められている会社であることが明かされました。


 これまでの活動実績から、運営元も「非常に心強く、これ以上ないパートナー」と太鼓判を押しています。長年プレイしてきたユーザーが、自ら会社を立ち上げて愛するゲームのサービス終了を阻止し、運営を引き継ぐという展開は、オンラインゲームの歴史においても極めて稀有で胸を熱くさせる事例と言えるでしょう。


■ 一時停止と開発期間を経て、今夏に新サービスとしてローンチへ

 運営移管に向けて、株式会社花火亭とは暗号通貨などの外部環境に影響を受けにくい体制への見直しや、インフラ等のランニングコストの最適化、サービス規模に適した収益構造の再設計といった課題についてすでに議論が進められています。


 これに伴い、無駄なコスト負担を抑えつつシステムを引き継ぐため、現行のゲームサービスは予定通り4月30日に一度「一時停止」となるとのこと。その後、5月中旬頃よりリブート計画に基づく開発が開始され、2026年8月から9月頃をめどにローンチされる予定となっています。なお、ゲームデータについては保存が行われ、新サービスで引き続き利用できる前提で検討が進められているようです。


 ゲームを心から愛するユーザーの熱意と行動力が、ひとつのメタバース世界を存続させるに至った今回の出来事。プレイヤー目線を持った新体制のもと、新生「元素騎士オンライン」がどのような進化とリブートを果たすのでしょうか。


<参考・引用>
元素騎士オンライン「News


(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026042402.html

このニュースに関するつぶやき

  • 大逆転かどうかは、再開後1年ぐらいみないとわからないよね? 儲からない、赤字が出るものを、最低でも赤字がでないで継続できる体制にできないと・・。できるんでしょうか?
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