
アメリカとイラン双方の報復攻撃が続くなか、イランのアラグチ外相は、イランの管理体制の下で、ホルムズ海峡を30日以内に戦闘前の状態に戻すと明らかにしました。
アラグチ外相は28日、訪問先のイラクで会見し、ホルムズ海峡についてアメリカとの覚書に基づき、イランが海峡内の障害を取り除いたあと30日以内に戦闘前の状態に戻すと明らかにしました。
また、アラグチ外相は「いかなる干渉も、状況を複雑にし、ホルムズ海峡の再開を遅らせ、緊張を高めるだけだ」として、アメリカによるイランの軍事施設への2日連続の攻撃を非難しました。
アメリカ中央軍は27日、ホルムズ海峡付近で原油を積んだパナマ船籍のタンカーがイランのドローン攻撃を受けたことへの報復措置として、イランの防空設備やドローンの保管施設などを空爆したと発表。
イラン側も革命防衛隊が報復として、クウェートとバーレーンのアメリカ軍の施設を標的とする攻撃を行ったと明らかにしています。
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こうしたなか、イラン国営メディアは28日に行われる予定だったアメリカとの実務協議について、イラン側がキャンセルしたと報じました。アメリカとの攻撃の応酬や、イランの凍結資産の解除といった取り決めが実現されていないことが理由としています。

