「飼育員の精神状態に課題」サルのパンチ君が大人気・市川市動植物園 飼育員に「撮影禁止」腕章を 担当者に聞いた“深刻な措置理由”

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2026年07月03日 11:10  web女性自身

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母ザルが育児をしなかったことから、飼育員による人工保育で育った、「市川市動植物園」(千葉県市川市)のニホンザル・パンチ君。



母ザルが恋しかったのか、代わりにオランウータンのぬいぐるみを抱いて甘える健気な姿がSNSで発信されると、これが世界中で注目され、外国人観光客の来園者も急増。週末には入園待ちの長い行列ができるほどになった。



「人気は今も衰えていませんが、一方でトラブルも頻発しています。



5月17日には、着ぐるみ姿の自称米国籍の大学生の男がサル山に侵入、威力業務妨害容疑で逮捕されました。また、6月24日には来園者がサル山に向けてレーザーポインターを照射したことも確認されています」(社会部記者)



園はサル山の柵にネットを張るなど対応を急ぐが、“不届き者”は後を絶たないようだ。そうしたなか6月29日、同園の公式Xに《【お知らせ】》と題した、以下の文章が掲載され、利用者を驚かせている。



そこには《6/30(火)より、飼育員が写真のような腕章を付けている場合があります。その場合、当該飼育員の姿は撮影禁止です》とあり、実物の腕章も掲載されている。



さらに《この腕章が写っている画像や動画をSNSで発見した場合 違反行為ですので通報等の対応をいたします。十分ご注意くださいますようお願いいたします》と強めの注意喚起がされていた。



なぜ動植物園側はこのような措置を取らざるを得なかったのか。同園の安永崇課長に聞いた。



「これまで、園内で写真を撮影する場合、営利目的でなければ撮影に規制を設けてきませんでした。



しかしパンチが人気になり、大勢の方が来園するようになると、飼育員の『安全』を守る必要が生じてきました」



飼育員は、どんな危険に晒されているのだろうか。



「パンチは人工保育をした2名の男性飼育員を親のように思うようになり、サル山に入ってからも、飼育員が給餌をすると、飼育員の肩に乗るなどしていました。そうした過程で、パンチだけでなく飼育員2名についても、業務に支障が出るレベルで写真撮影がおこなわれ、盗撮とも言える行為もあり、飼育員の精神状態に課題が出てきてしまい、お客さまに注意喚起のお願いをすることにしました」



撮影行為だけでなく、写真に飼育員の名前やプライバシーなどを書き添えてSNSに投稿され、個人情報がさらされることもあり、それはパンチの飼育員以外にも及んだという。



「手元の写真を撮られて『この飼育員は結婚している』といったプライバシーに踏み込んだ内容もありました。



そのため、腕章は飼育員全員に配っていますが、一日中、腕章をつけるわけではありません。業務に支障があるときだけ着用します。スタートした6月30日は、誰も着用していませんでした」



飼育員の健康が保たれなければ、動物たちも安心して暮らせない。マナーと節度を持って動物園を楽しんでもらいたい。

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  • そりゃ撮影禁止を希望する飼育員には腕章を付けさせて知らせないといえない。
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