
マイナビは、直近半年以内に非正規雇用の採用業務に携わった採用担当者を対象に「シニアバイトの採用に関する調査」を実施した。その結果、直近半年間に65歳以上のシニアのアルバイトを「新たに採用した」企業は34.9%となり、前年から2.5ポイント減少したことが分かった。
一方、シニアバイトを「雇用している(雇用しており、半年以内に新たに採用した+雇用しているが、半年以内は新たに採用していない)」企業は61.0%で、前年から3.1ポイント増加しており、新規採用の動きはやや緩やかになっているものの、雇用自体は広がりをみせていた。
業種別に見ると、新規採用率は「製造ライン・加工(メーカー)」(47.7%)、雇用率は「警備・交通誘導」(83.1%)が最多だった。
今後シニアバイトを「採用したい(積極的に+どちらかといえば)」割合は56.4%。採用したい理由では「人手不足の解消・改善につながるから」(45.6%)が最多だった。
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今後シニアバイトを採用したい企業がシニアに期待する役割や能力は、「職場に特有の専門知識・専門スキル」(32.2%)が最も多く、「シニアの応募者の安心材料」(29.7%)、「第一線で現場社員として活躍するための知識・スキル」(28.3%)が続いた。
●”ハッスルシニア”の活躍
マイナビは65歳以上のシニアで、週30時間以上もしくは週5日以上アルバイトとして勤務し、働く意欲が高いシニアを「ハッスルシニア」と命名。
現在シニアバイトを雇用している企業のうち「ハッスルシニアがいる(半数以上+それ未満)」と回答した企業は69.8%。業種別に見ると「製造ライン・加工(メーカー)」が85.7%で最も高く、「事務・データ入力・受付・コールセンター」が78.3%、「警備・交通誘導(セキュリティなど)」が77.8%で続いた。
マイナビは「これらの業種は、一定の経験や業務習熟が求められるほか、比較的まとまった時間で勤務する方が業務効率を維持しやすい職場も多い。そのため、長時間勤務かつ就業意欲の高いシニアが活躍しやすい可能性がある」とコメントした。
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ハッスルシニアが職場に与える良い影響では、「人材不足の緩和につながる」(42.4%)、「責任感があり、欠席・離職が少ない」(35.4%)が上位に。
●ハッスルシニアが職場に与える影響
一方、悪い影響では「突発的な体調不良や通院などによるシフト調整の発生」(30.2%)、「デジタルツールや新たな業務への対応に時間がかかる」(29.3%)が上位だった。
ハッスルシニアの活躍に向けて企業が行っている施策で最も多かったのは「時給の引き上げ」(54.9%)。以下「有給休暇の付与」(48.3%)、「休息時間の十分な確保」(45.3%)が続いた。
インターネットによる調査で、対象は直近半年(2025年12月〜2026年5月を想定)以内に非正規雇用の採用業務に携わった20〜69歳の男女1483人。調査期間は5月15〜29日。
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