通算5000勝を達成した武豊騎手(撮影:山中博喜) デビュー40年目を迎えた武豊騎手が、新たな金字塔を打ち立てた。12日の函館7Rで行われた3歳以上1勝クラス(ダ1700m)をヒミノエトワール(牝4、栗東・宮地貴稔厩舎)とのコンビで制し、国内外を合わせた通算勝利数が5000勝に達した。
武豊騎手は1987年3月1日の阪神4Rでキャリアをスタート。同月7日の阪神3Rをダイナビショップで制し、初勝利を挙げた。同年10月には京都大賞典で重賞初制覇を果たし、88年11月の菊花賞では19歳7カ月23日の史上最年少でGI勝利。その後も数々の記録を樹立し、更新してきた。そして今回、中央競馬で4669勝目を挙げ、地方競馬の212勝、海外での119勝と合わせて、通算5000勝の大台に到達した。
なお、JRAにはもう1人、“通算5000勝”に達している現役ジョッキーがいる。それは岩田康誠騎手。91年に兵庫県競馬でデビューし、地方競馬を代表する名手として活躍した。06年のJRA移籍後も変わらず勝ち星を積み重ね、海外でもメルボルンCや香港スプリントを制覇。中央競馬で1864勝を挙げているほか、兵庫所属時代を含めて地方競馬で3135勝、海外でも少なくとも6勝をマークしており、通算5000勝を超えている。
ともに50代となった現在も第一線で活躍を続けており、今年ここまで武豊騎手が44勝、岩田康誠騎手が14勝をマーク。競馬界を代表する名ジョッキーとして、今後もどこまで勝利数を積み重ねていくのか注目される。