
■第108回全国高校野球選手権 第10日・第3試合 2回戦 横浜 10ー1 日南学園(14日、阪神甲子園)
【一覧】夏の甲子園組み合わせ 連覇狙う沖縄尚学は4季連続出場の横浜と1回戦で激突 開幕戦は札幌日大VS仙台育英
横浜(神奈川)が日南学園(宮崎)を破り、98年以来28年ぶり夏の全国制覇へ向け2年連続の3回戦進出。春夏通算70勝目を挙げた。試合は1ー1の同点で迎えた7回、2死二塁の好機で千島大翼(3年)の適時打で勝ち越しに成功するなど、この回一挙4得点でリードを奪った。9回には5番・江坂佳史(3年)に大会5号となる満塁弾が飛び出し10−1。投げては先発・小林鉄三郎(2年)が6回途中1失点の力投。2人目で救援登板となったエース・織田翔希(3年)が流れを引き寄せる好投で日南学園の反撃を封じると、9回は3人目・林田滉生(3年)が試合を締めた。
横浜は県勢初となる4季連続の甲子園、夏は2年連続22回の出場。昨年の選抜は19年ぶり4度目の優勝を果たした。だが春夏連覇を目指した夏は準々決勝で岐阜商業に延長11回タイブレークの末にサヨナラ負け。春連覇を狙った今春は神村学園(鹿児島)に1回戦で完封負けを喫した。夏の大会では松坂大輔を擁した98年以来28年ぶり3度目の全国制覇を目指す。
1回戦では昨年の覇者、沖縄尚学(沖縄)に勝利し初戦突破。エース・織田が9回2死まで6安打2失点に抑え139球、150キロ超のストレートに変化球を交え12奪三振をマークした。
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迎えた2回戦、打線は日南学園の先発・谷口銀次郎(2年)に対し、初回は三者凡退に倒れた。その裏、横浜の先発、背番号「11」の左腕・小林は、2死走者無しから3番・田中皐晴(3年)に右安打を許し走者を背負った。それでも続く4番・谷口銀次郎(2年)からカットボールで空振り三振を奪い、立ち上がりを無失点で切り抜けた。
2回裏、小林は先頭打者に振り逃げを許し、1死一、二塁と得点圏に走者を背負った。それでも後続を落ち着いて打ち取り、得点を与えなかった。すると3回、横浜打線は相手の守備の乱れから1死二塁と先制の好機を演出。ここで1番・小野が中前へ適時打を放ち、横浜が先制点を挙げた。
1点の援護をもらった小林だが4回、この回先頭の3番・田中に右中間への二塁打を許すと、犠打で三塁へ進まれ、1死三塁の場面を迎えた。続く5番・下川源次(3年)に中適時打を浴び、1ー1と試合は振り出しに戻った。
同点のまま試合は後半に入り6回、横浜は4番・川上慧(2年)が四球を選んで出塁。1死一塁から5番・江坂が放った打球を右翼手が捕球し損ねると、川上は三塁まで進んだ。しかし、打者走者の江坂は二塁を回ったところでアウトに。さらに、その間に本塁を狙った川上もタッチアウトとなり、横浜は勝ち越しの好機を生かせなかった。
直後の6回裏、小林は連打を浴び、無死二、三塁のピンチを招いた。ここで横浜は2人目としてエース・織田をマウンドへ送る。申告敬遠で満塁策を選択すると、4番・谷口に対しては最速156キロを計測。力のある直球で見逃し三振を奪い、1死を取ると、続く5番・下川を二ゴロ併殺打に仕留め、最大のピンチを無失点に抑えた。
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守備から流れを掴んだ横浜は7回に2死二塁の好機を作ると9番・千島にセンターへの適時打が飛び出し勝ち越しに成功。さらに1番・小野がライトへの適時打で3ー1、打線は繋がり2死二、三塁と追加点のチャンスを拡大すると、3番・池田聖摩(3年)もセンターに2点適時打を放ち5ー1と突き放した。
4点リードに変わり織田は終盤8回、2死から走者を出すも本塁を踏ませず。9回表には1死三塁から9番・千島の左犠飛で6点目。さらに日南学園の2人目・田中に対し満塁の好機で5番・江坂にレフトスタンドへ大会第5号となる満塁本塁打が飛び出し10ー1とその差を大きく広げた。その裏、横浜は3人目・林田が無失点で抑え日南学園打線に反撃を許さず試合終了。勝利した横浜が2年連続の3回戦進出を決めた。
