「巨乳」って……いつ誰がいいはじめたの?語源を探ってみた

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2016年05月21日 13:41  おたくま経済新聞

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「巨乳」って……いつ誰がいいはじめたの?語源を探ってみた

栄養状態や心の潤い、そして体重によってころころバスト数が変化するのが女性ですが、それでも日本人の女性は平均バストサイズがÇカップもないと言われており、世界的に見ても小ぶりだそうです。


【元の記事はこちら】


なので当然、大きなバストのグラビアアイドルなどは男性ファンならず女性からも羨望の眼差しを集めることがあります。
90年代にはイエローキャブという芸能事務所が次々と“巨乳タレント”を世に送り出して一世を風靡したこともありますよね。


そんな中、ふとこの“巨乳”という言葉は誰がいつから使っているんだろうという疑問が脳裏を過ぎっていきました。大きなバストを表現する言葉は他にも色々ありますが、例えば今や死語となりつつある“ボイン”も、いつ誰がこんなにも言い得て妙な表現を使い始めたのか気になってしょうがなくなるのはエロ系雑学ライターのサガ……。


というわけで今回は“ボイン”“巨乳”について、その語源を調べてみました!


■ボインはあの大女優が大物司会者にからかわれたことがきっかけ


ボインという言葉は1960年代後半に人気を博していた深夜バラエティ『11PM』(日本テレビ)内で、司会者の大橋巨泉さんが朝丘雪路さんの胸をからかったことで生まれた言葉だそうです。
大橋さんは朝丘さんの胸が大きく「ボインとした感じだったから」ついついそう言ってしまったようで特に後世にまで使われ続ける愛称を生み出した意識はなかったようです。
今では使う人がすっかり少なくなってしまった愛称ですが、当時はまたたく間に日本全国で使われており、その表現も適切かつキャッチーだったことから大橋さんの功績は非常に大きかったのではないでしょうか。


■巨乳はセクシー女優のバストを表現した言葉?


巨乳については当時写真週刊誌『FLASH』(光文社)の記者で現在は芸能評論家である肥留間正明さんが当時セクシー女優だった松坂季実子さんの大きなバストを表現するため使用したのが最初と言われています。


松坂さんのバストサイズは現在でも稀な110cmのHカップだったそうで、あまりに大きなバストを目の前に思わず「巨」という文字を「乳」に付けたくなった肥留間さんの気持ちは想像に難くありません。


いつの時代も多くの人たちを魅了してやまない大きなバストたち。今後も時代の移り変わりと共に誰かが上手いこと言ったものが愛称として生まれ続けていくことを思うと、人間の業って深いなと思わざるを得ませんよね。
あなたは大きなバストのことを何と呼んでいますか? インターネットがこれだけ普及している時代、あなたも大きなバストの新しい愛称を発信して歴史に名を刻んでみてはいかがでしょうか?


(文:貴崎ダリア)


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  • 某マイミクさんにはウシ並みだからウシと…。www
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