ヤマハの立ち乗り電動三輪「TRITOWN」、新潟の国営公園ガイドツアーで実証実験中

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2019年08月01日 06:51  Techable

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電動アシスト自転車や電動キックスクーターなど、マイクロモビリティが近年人気を集めている。そうした中、ヤマハ発動機が開発したのは三輪タイプの電動立ち乗りモビリティ「TRITOWN」。

ライダーが体を傾斜させて旋回する機構を採用していて、操作は自転車感覚だが、自転車よりも安定感がある新しい乗り物だ。現在、新潟の国営公園のガイドツアーで試験的に活用されている。
・でこぼこ道走行も電動の立ち乗り式モビリティといえばセグウェイが真っ先に思い浮かぶだろうが、TRITOWNもそれに近い。

前2輪、後ろ1輪の3輪車で、ステップに足を乗せて立ち、ハンドルを握る。ハンドル部分にあるアクセルやブレーキで走行スピードを操作し、ハンドルを左右にきることで進行方向をコントロールする。

曲がる際は重心を傾けることで、車体が連動して傾き、スムーズに曲がることができるという。また前の2輪は独立して動くので、でこぼこの路面や傾斜地の走行にも対応する。
・運転免許は不要TRITOWNは出力500Wのモーターを搭載し、最高速度は時速25キロ。フル充電(要2時間)で30キロの走行が可能とのこと。運転免許は不要で、初めての人でも10〜15分の練習で簡単に乗れるという。

TRITOWN は、4月から5月にかけてヤマハ発動機の本社(静岡県磐田市)にほど近いリゾート施設で実証実験を行なったのに続き、現在は新潟県長岡市の国営越後丘陵公園で週末を中心に実証実験が展開されている。

おそらく道路交通法ではこの手の乗り物は公道を走行できないが、確かにリゾート施設や公園などでこうした乗り物を活用するというのはありかもしれない。

ヤマハ発動機

(文・Mizoguchi)

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