迫りくるタイムリミット!書けない焦り「どうしよう」、小学1年生の作文が秀逸 リアルな心理描写とフィクションの融合にハラハラドキドキ

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2021年03月25日 14:02  BIGLOBEニュース

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画像提供:ぐでちちwith7y♀2y♀(@gude_chichi)さん

書けない焦りをつづった小学1年生の作文がTwitterに投稿され、その臨場感あふれる描写などが反響を呼んでいる。


原稿用紙を見下ろし「どうしよう」と心の中で唱えているのは、国語の授業で体験をつづる生活文に取り組むこととなった小学1年生。「どうしよう」の原因は、文章を書く以前の段階で起きている。友達は旅行の思い出などを書いているが、自分は何を書くかさえ決まらず、湧き上がるのは「どうしよう」という言葉ばかり。「先生たすけて、おねがいね」と心の中で叫んだりするうち、「かんがえていないのにあたまがいたい」という症状まで現れた。


時間は45分あったハズだが、気が付けば「あと、五ふんでおわっちゃう」。しかし、この崖っぷちで光明が差す。「いまの気もちをさく文にかこう」と閃いたのだ。そして、ここからは迫りくるタイムリミットとの闘い。焦りが「こころの中にいっぱい」になりながら、「おねがいかみさまこううんを」と祈りもうひと頑張り。ついに残り1分となり、授業中の提出を諦めそうになるが、「だからってかかないのは、だめだめだ」と思い直す。最後は、相談した友達からのアドバイスとして、「どうしようってかんがえてるなら、だい名は、どうしようでいいんじゃないかなぁ」と、タイトルに落とし込んでいる。


書いた時どういう状況だったのか父親が改めて聞いたところ、当初の題名は「だいめいなににしよう。」で、見切り発車して気持ちを書くうちに「自分の気持ちと、想像したこととが混ざりあっていったよう」だという。薄い色のコメントは副担任、最後は担任の先生のコメントで、「そうぞう」という言葉が複数出てくるのはこのため。「本当の気持ちだけれど、実際に先生に怒られたりしたわけではなく、書けてないなんて怒られるだろうな、という『想像』が各所」に挿入。最後の友達の言葉も「想像」だという。


臨場感あふれる描写やスリリングな展開から思わず最後まで読んでしまう作文にTwitterでは驚きの声が殺到。「え!?天才では!?」「どうしようどうしよう連発してるのにちっとも飽きの来ない文章でとても最高」「『おねがいかみさまこううんを。』が最高にcute」「リアルの切り取り方、膨らませ方、ヤマとオチ、そして時間内に必要枚数を仕上げる技量。これこそが文才」「名作やん!!サスペンス感半端なかった!」といったコメントも寄せられ、大きな反響となっている。


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このニュースに関するつぶやき

  • 妹作文「みんな死なないでいっしょにいれますように」て🥺
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