【知って楽しい雑学】11月の立冬は「あられ・おせんべいの日」、“サラダ味”ってどんな味? 亀田製菓に名前の由来を聞くと「おしゃれだった」から

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2022年11月12日 06:00  週刊女性PRIME

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※写真はイメージです

 日常の気になる疑問を解決!おせんべいの「サラダ味」は実際どんな味?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。

知って楽しい!おもしろ雑学

Q. おせんべいの「サラダ味」って実際はどんな味?

A. サラダ油をからめて塩をまぶしているので「塩味」です。(亀田製菓株式会社 広報担当 池内知美さん)

 11月の立冬の日は「あられ・おせんべいの日」。全国米菓工業組合が作った記念日で、米がおいしくて、寒さが本格的になるこの季節に、コタツに入りながらあられやおせんべいを楽しんでほしいという思いがあるのだとか。

 おせんべいといえばずっと気になっていることがある。

 サラダ味のおせんべいだ。野菜サラダの味はしないが、なぜ「サラダ味」なのだろう。約半世紀前からサラダ味のおせんべいを作っている亀田製菓の池内さんに聞いた。

「サラダ味のおせんべいはサラダ油をからめて塩をまぶして作られているので味としては塩味。当社で最初に登場した1960年代は、サラダ油がまだ高価で、日本風な『塩味』とするよりも、『サラダ味』のほうが高級感があり、おしゃれだったので、そう名づけました」(池内さん、以下同)

 サラダ味の由来がサラダ油だったとは驚き。ちなみに、サラダ油という名前は、西洋ではサラダに塩や酢を加えた油をかけていたことから来ている。

「サラダ味」の評判はどうだったのだろう。

「名前の新鮮さがウケて初代の『サラダホープ』は大ヒット。同じく商品名に『サラダ』が入った『ソフトサラダ』は亀田製菓を大きく発展させる商品になりました」

 やがて「サラダ味」という名前が広まり、いまではおせんべいやおかきの域を超えてスナック菓子の定番の味として親しまれている。

 ただ、現在では本当に野菜サラダの味のものもあるよう。いまもなお広がりをみせるおせんべい。記念日を機に注目してみてはどうだろう。

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  • 子供の頃から「サラダ味もドレッシング味もしないなあ」と感じていたけど、『サラダ油』のことだったのかexclamation
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